一人暮らしを始めてからずっと使っていた無線LANルーターが、ついにお亡くなりになりました。5年くらいずっと同じものを使っていたので、十分な働きです。
僕が今まで使っていたのは、BUFFALOの『WZR-HP-AG300H』という機種。
この半年くらい、月に一度ペースでWi-Fiの接続切れが起きるようになり、いちいちリセットしなければ使えないような状態でした。
今回購入した商品は、同じくBUFFALO製の『WSR-2533DHP』という無線LANルーターです。
2017年10月に発売した比較的新しい機種で、コンパクトながらも4LDKや3階建て住居にも対応したパワフルな無線LANルーターです。
買ってみたら、これがめちゃくちゃ良かった。以前のものよりも通信速度が大幅に向上しました。
今回は、BUFFALOの無線LANルーター『WSR-2533DHP』を使ってみた感想をお伝えいたします。
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最大1733Mbpsの通信速度を誇る『WSR-2533DHP』
『WSR-2533DHP』は、2017年10月6日にBUFFALOから発売された無線LANルーター。
大容量データを短時間で転送可能な最新の通信規格「11ac(5GHz)」と、従来型の2.4GHz帯「256QAM」に対応しています。
最大通信速度は11acが1733Mbps、256QAMが800Mbpsなので、現状販売されている家庭用無線LANルーターの中では最速クラスの性能です。
3階建ての戸建てや、4LDKまでのマンションでも利用可能で、利用人数は最大6人まで(1人あたり3端末の利用を想定)。
僕はワンルームマンションの一人暮らしなので正直オーバースペック気味ではありますが、長く使える商品なうえ、価格も1万円程度と安かったのでこれに決めました。
色はブラックとゴールドの2色展開。僕が購入したのはブラックです。
スマホやタブレットなどWi-Fi受信機の位置を自動判別し、電波ロスの少ない通信が可能な「ビームフォーミング」にも対応。
ビームフォーミング対応のスマホを使っていれば、安定した転送速度でネットを楽しむことができます。
ちなみに僕が使っている『Xperia X performance』はビームフォーミングに対応しています。
その他にも、iPhone6以降のシリーズや、AQUOS、Galaxyなど最新のスマホ機種であればほとんど対応しているので、問題なく利用できるはずです。
LANポートは、最大1000Mbps対応のものが4つ搭載されています。
『WSR-2533DHP』を使ってみた感想
Wi-Fi通信速度が35Mbps→90Mbpsになり、劇的に速くなった!
僕は以前使っていた『WZR-HP-AG300H』の通信速度が遅いとは感じていなかったのですが、実際に最新機種に買い替えみると、劇的に通信速度が速くなりました。
こちらは、Xperia X performanceで測定したWi-Fiの通信速度。測定アプリは「Speedtest」を使っています。
旧機種『WZR-HP-AG300H』では下り34.9Mbps、上り116Mbpsでしたが、今回買った『WSR-2533DHP』で測定すると下り99.3Mbps、上り263Mbpsと2倍~3倍近くスピードアップしていることが分かります。
最初は「あれ、ここまで速くなるとか何かの間違い?」と思い何度も測りなおしてみたのですが、安定して90Mbps以上を叩き出しました。
正直いうと、旧機種の35Mbpsでも動画を観る程度なら十分でしたが、やっぱり通信速度が速くなると嬉しいですね。
有線で接続しているパソコンでも通信速度を測定してみましたが、こちらも22Mbps→45Mbpsと速くなっています。
我が家ではパソコンやPS4、Nintendo Switchなど有線LANで接続している機器も多いので、有線のスピードが上がっているのはさらに嬉しかったです。
買い替えるまでは「接続切れが無くなればいいや」くらいに考えていたのですが、まさかここまで通信速度が変わるとは思いませんでした。
やっぱり5年も前の機種をいつまでも使っていちゃダメですね。
僕と同じように、数年前の無線LANルーターを使っている人で、通信速度に不満がある人は無線LANルーターの買い替えをおすすめします。きっと満足するはずです。
通信の安定性アップ!同時接続数が増えても問題なし
僕が今回無線LANルーターを買い替えた一番の理由である、接続切れの問題。今のところ、通信はとても安定しています。
前の機種だと、パソコンやスマホ、ゲームなど同時接続台数が増えるとどうしても通信速度が遅くなったりしていたのですが、その点でも問題なし。速度低下を感じたことはありません。
6人家族で使うのも想定されている商品を僕一人が使っているので、「そりゃ安定するわ!」っていう。
接続切れや通信速度低下といったストレスがなくインターネットが楽しめるのは本当に嬉しいですね。もっと早く買い替えればよかった・・・。
設定が簡単!説明書が丁寧なのでその通りに設定すればOK
無線LANルーターの買い替え時に、一番心配になるのが初期設定ですよね。SSIDがどうとか、プロバイダ情報がどうとか、慣れていない人にとってはややこしい文言ばかり。
僕もこういった通信機器に詳しいわけではないのですが、 『WSR-2533DHP』には丁寧なセットアップガイドが付属しているので、その通りに操作すれば問題なく設定できました。
設置でおこなった手順としては、「①旧機種を外す ②『WSR-2533DHP』を設置・配線 ③電源ON ④スマホからAirStationの設定」の4ステップ。
プロバイダの契約形態によっては、④のステップは必要なく、ただ繋げて電源を入れればすぐに使えるようです。
僕の場合はプロバイダー情報を入力する必要があったので、プロバイダーから送られてきた情報(ユーザー名やパスワード)を入力しました。
設定にかかった時間は、設置も含めて10分弱。家に商品が届いてからあっという間に使い始めることができました。
付属のセットアップガイドは、「新規設置編」「交換設置編」「中継機能設定編」と利用状況によって細かくガイドが分かれているので、旧機種から買い替えた人はもちろん、初めて無線LANルーターを買う人にもわかりやすい作りになっています。
『WSR-2533DHP』には「AirStation引っ越し機能」という、旧機種からそのままSSIDとパスワードを引継げる機能がついているのですが、僕は特に引継ぐ必要がなかったので新規設置としてセットアップしました。
引っ越し機能を使えば、SSIDもパスワードもそのままになるので、スマホやタブレットのWi-Fiを再設定する必要はありません。
家族が多かったり、接続台数が多くて各端末で再設定するのがめんどうという人には便利かも。
外部アンテナがないので見た目がスッキリしている
僕が今まで使っていた『WZR-HP-AG300H』は、通信用の外部アンテナが2本ついているタイプでした。一応折りたたむことはできましたが、ずっと伸ばしてつかっていたのですこし不格好。
今回買った『WSR-2533DHP』は内臓アンテナタイプなので、見た目がスッキリしているのも好印象です。
我が家では旧機種も縦置きで使っていたので問題ありませんが、『WSR-2533DHP』は横置きできない点は注意が必要です。
排熱の関係上、横置きすると不具合が起きてしまうようです。
まとめ:家族利用はもちろん、一人暮らしにもおすすめの無線LANルーター
『WSR-2533DHP』はコンパクトでありながら、高速通信と安定性を両立した無線LANルーターだと思います。本当に大満足です。
僕の利用環境であれば1つか2つ下のグレードの商品を購入しても同じような快適さだったのかもしれませんが、価格的に数千円しか変わらなったので、こっちを選んで正解でした。
無線LANルーターは一度購入すれば数年は使える商品なので、ケチらずにちょっとオーバースペックなものを買ってもいいかも。 家族利用でも一人暮らしでもおすすめの商品です。
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