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『バイオハザード RE:2』評価・感想・レビュー!これまでにない"ゾンビの恐ろしさ"を表現した傑作

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1998年にPlayStationで発売された傑作アドベンチャーゲーム『バイオハザード2』。そのリメイク作品となる『バイオハザード RE:2』が2018年1月25日に発売されました。

 

 

僕はオリジナル版のバイオ2はプレイしたことがないのですが、バイオ5から入り、6、7、そこから遡って初代や4をプレイしてきました。

 

シリーズでも人気の高いバイオ2は以前から気になっており、リメイク版の発売は僕にとっても嬉しい知らせでした。

 

今回は、『バイオハザード RE:2』をプレイした感想についてお伝えしたいと思います。

 

ちなみに『バイオハザード RE:2』にはゴア表現がマイルドになった「通常ver.」と、18歳以上のみ対象の「Z Ver.」の2バージョンが販売されていますが、僕が購入したのはZ Ver.になります。

 

 

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『バイオハザード RE:2』ってどんなゲーム?

 

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本作の舞台となるのは、アメリカ北西部に位置する架空の街「ラクーンシティ」。

 

突如として発生したアウトブレイクを機に、新米警官のレオン・S・ケネディと、特殊部隊S.T.A.R.S.の隊員を兄に持つクレア・レッドフィールド、2人の主人公の視点で物語が展開していきます。

 

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基本的なストーリーは98年発売のオリジナル版を踏襲していますが、細かな演出や道中の展開、登場人物についてはいくつかの変更が加えられています。

 

本作のゲームエンジンは『バイオハザード7』でも使われた「RE ENGINE」を採用しており、ゾンビの質感や明暗の表現、キャラクターのしぐさなどすべてがハイクオリティのグラフィックに。

 

オリジナル版バイオ2以上の恐怖体験、極限のサバイバル状況を楽しむことができるアクションアドベンチャーゲームです。

 

『バイオハザード RE:2』をプレイした感想 

襲いかかってくるゾンビたちがとにかく怖い! 

 

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『バイオハザード RE:2』に登場するゾンビたちは、あらゆる意味でこれまでにない怖さです。ここまで怖いゾンビたちと相対するゲームは、これまでプレイしたことがありません。

 

まずなにより、グラフィックが怖い。

 

ゾンビたちの造形は1体1体異なっており、顔の表情、歩き方、欠損の仕方、着ている服装などがすべて違います。

 

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普通のゾンビゲーだと雑魚ゾンビのグラフィックはせいぜい3~4種類程度なのですが、本作では1体1体のゾンビが異なる見た目をしていることで、より一層の"そこにいる感"が出ています。

 

また、ゾンビたちがめちゃくちゃタフなのも、こちら側の恐怖を駆り立てる要因になっている。

 

本作のゾンビは耐久力が非常に高く設定されており、ヘッドショットを決めても一発では倒れません。

 

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胴体なら5~6発、頭を撃っても3~4発は撃たないと倒れない仕様になっています(難易度ノーマル時)。

 

近年の『バイオハザード』シリーズのように、「ハンドガンを連射して体術でトドメ!」みたいなこともできないため、2~3体のゾンビに囲まれるとあっという間にピンチに陥ってしまう…

 

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ゾンビたちの動きは決して早くはないのですが、見た目のグロテスクさとタフさによって、「囲まれたらまずい!」という恐怖感を演出しています。

 

まさに『バイオハザード』シリーズの原点ともいえる、"ゾンビに襲われる恐怖"をこの上なく表現できているといえるでしょう。

 

おなじみの謎解き要素も楽しい!

 

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『バイオハザード』といえば、謎解き要素も大きな魅力のひとつ。『RE:2』でもその要素は健在です。

 

本作では謎解きの種類が鍵開け、暗号解読、金庫開けなどよりリアルな方向に偏っており、これまでのシリーズにあった突拍子もない謎解きギミックは少なめの印象

 

だからといって単調なわけではなく、ひとつひとつの要素がしっかりと差別化されているので、最後まで飽きずにプレイすることができました。

 

個人的にお気に入りなのは、時計台の謎解き。

 

タイラントに追いかけられながらの謎解きは、タイムリミット要素も加わってめちゃくちゃ焦りましたね。 

 

マップの見やすさ、アイテム収集のしやすさはシリーズ随一! 

 

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本作では一度触れた謎解きのしかけやアイテムの位置がマップに表示されるようになっているのですが、これがとっても遊びやすくてGOOD。

 

持てるアイテムの数に限りがあるため、カバンが一杯だと「整理してまたあとで取りに来よう」となるのですが、あちこち探索しているうちにアイテムがどこにあったのか忘れてしまうこともあるので、マップに表示されるのはありがたいですね。 

 

 また、探索が終了してもうそのエリアに何もアイテムが落ちていない状態になると、マップが青く表示されるのもいい。

 

探索が終わったかどうかが一目でわかるため、ストレスなくアイテム集めや謎解きを進めることができます。

 

まとめ:旧シリーズの『バイオハザード』が好きな人ほどおすすめ! 

 

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本作は決してゾンビを殲滅したり、銃火器をぶっ放す爽快感があるようなゲームではありません。

 

しかし、ゾンビが襲い掛かってくる恐怖、その気持ち悪さやおぞましさは他のゾンビゲーでは味わえないものとなっています。

 

どちらかといえば、『バイオハザード』の中でも旧シリーズ(1、2、3)のテイストに近いゲーム性です。

 

旧シリーズファンほど楽しめるゲームだと思うので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

 

 

 

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