「ネコに囲まれて癒されたい!」
土曜日の夜になんとなくテレビをつけていたら、日テレの「天才!志村どうぶつ園」にて、里親探しのネコちゃん特集をやっていました。
流し見していたので内容は細かく覚えていないのですが、その里親探しの施設では諸事情で飼えなくなったネコを飼い主から預かったり、殺処分されそうになっているネコを引き取ってきて、里親が見つかるまでのあいだお世話してあげるといったもので、そこには子猫から老猫までたくさんのネコたちが住んでいました。
ネコ同士じゃれ合っている姿を見ていると、猛烈に「ネコ可愛えええええええ!ネコに囲まれて癒されたい!!」という感情が湧いてきた僕。
思いが弾けすぎて「もうネコ飼うか?飼うしかないか!?」というところまでぶっ飛んでしまったのですが、さすがに思いつきで生き物を飼うのは無責任すぎる。
そこで考えついたのが、猫カフェに行くことでした。
「近場で猫カフェないかな~」と検索すると、千葉県柏駅近くに『猫の手』という猫カフェがあることを発見。
さっそく行ってみたので、今回は柏駅の猫カフェ『猫の手』の様子をご紹介したいと思います。
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柏駅東口から徒歩5分!ビルの一室にある隠れ家のような猫カフェ!
『猫の手』は常磐線柏駅の東口から徒歩5分のところにあります。
ネット上の口コミを見ると「けっこう分かりにくい場所にある」との声がちらほら見受けられ、ちゃんと見つかるか不安だった僕。
Googleマップを頼りに進むと、地図が指し示す目的地にたどりつきました。
「あれ、普通のビルしかないけど合ってるのか・・・?」と辺りをキョロキョロ見回すと、ビルの上の方に『猫の手』の文字を発見!
ビルの中に入り、エレベーターに乗って「4F」を押す。
エレベーターの扉が開くと、そこにはマンションの一室のような光景が広がっていました。
ビルの外からだと分かりにくいのに、ひとたび中に入るとやたらとネコが主張してくる入口だ・・・。傘立てやコロコロ置きまでネコ仕様。
ちなみに、この入口の正面にはガチャガチャがたくさん並んでいるのですが、ガチャガチャの中身まで全部ネコ。
お店の人のネコ愛が「これでもか!」と感じられます。
入口をくぐると、そこには靴を履き替えるスペースが。
人の家にあがったかのような感覚にすこし戸惑いながら、そそくさと靴を履き替える。
スリッパに履き替え扉をあけると、そこには受付カウンターとともに大量の"ネコ雑貨"があふれていました。
どれも値札がついているので、どうやら買えるみたいです。
受付横には手を洗うための洗面台があり、入店前に手洗い必須の模様。
受付に人がいないので「とりあえず手を洗って待ってていいのかな?」とジャブジャブ手洗いしていると、奥から女性店員さんがやってきました。
僕は猫カフェ自体初めてだったので右も左もわからず、店員さんに「初めてなんですけど・・・」と伝えると、メニュー表を指して料金システムについてやさしく教えてくれました。
料金は「時間」と人間が食べる「料理・飲み物」、そしてネコちゃん用の「おやつ」のセット内容によって変わるシステム。
1時間830円で別途単品の料理を頼むメニューや、1時間1400円で好きなドリンクとネコ用おやつがセットになった「猫ハーレムセット」などなど。
僕は一番人気の1時間コース「猫ハーレムセット」で入店を決め、ドリンクはカフェラテを注文。料金は前払い制です。
荷物を預けるロッカーの鍵と、「猫におやつを上げるときの注意書き」をもらい、ついに中に入ることに。
扉を開けると、天国が広がっていました。
心の中で「ネコだああああああああああ!!!!」と叫びながらも必死に冷静を装い、室内にあるロッカーに荷物を預けて席に座る僕。
店内は2人掛けのテーブル椅子やサイドテーブル付きのベンチなど、こじんまりとした感じです。普通のカフェを想像するとかなり違うかも?
僕のほかに強面のお兄さん×ギャルっぽいカップル、お母さんと3歳くらいの娘さんの親子のお客さんがいらっしゃいました。
僕が行ったのは14時過ぎくらいだったので、お昼寝してるネコさんも多かったですね。
しばらくネコを眺めたり写真を撮ったりしていると(ちなみに店内は写真撮影OKです。ただしフラッシュ撮影は厳禁)、注文していたカフェラテが来ました。
カフェラテはラテアートになっていて超かわいい。
温かいカフェラテと可愛いネコちゃんたちに囲まれて、身も心もポッカポカの僕。
またしばらくぼんやりとしていると、ネコ用のおやつが登場しました。
店員さんからおやつの入った容器を手渡されたんですが、ここからが大パニックの始まりです・・・。
一瞬のうちにネコたちに囲まれて、膝の上に乗ってきたり手で引っかいたりしてなんとかおやつをゲットしようとするネコちゃんたち。
「ネコに囲まれたい!」と思って猫カフェに来た僕ですが、ここまでのパニックになるとは思いませんでした。
物欲しそうにおやつを見つめるネコ。
容器を下の方で持ってると直接ネコたちが全部食べてしまうので、やや上に持ちながら手でそっとおやつをあげてみる。
ネコに囲まれて幸せな僕の図。
僕は実家でネコを飼っていたのですが、僕がエサをあげることはほとんどなかったので、こういう経験はほぼ初めてでした。超楽しい。
一瞬のうちにおやつは無くなり、「おやつの切れ目が縁の切れ目」と言わんばかりに僕の元を去っていくネコちゃんたち。超悲しい。
と思ったら、一匹だけ耳のたれたネコちゃんが僕のヒザの上で完全に落ち着いてしまいました。
「可愛い奴め・・・」と思っていると、本寝モードに入ってしまったネコさん。
寝に入ってから5分くらいは「可愛いなぁ~可愛いなぁ~」なんて思っていたのですが、「あ、これじゃあ僕動けないじゃん・・・」と気づいてからは、どうやってネコに動いてもらうかに必死。
コースは1時間なので、このままではお昼寝ネコとともに微動だにできないまま時間が過ぎてしまいます。
無理やり起こしたりどかしたりするのは申し訳ないため、「起きてくれないかな・・・?」と思いつつ優しく頭をなでてみるも効果なし。
そこから15分くらいあれこれやってみたのですが、完全に寝てしまっています。
「じゃあ仕方ない!ネコさん眠いんだもんね!」と開き直り、ネコをひざに抱いたままの状態でカメラを起動し、あたりのネコさんを撮影する方針にシフト。
光学24倍ズームが可能な「オリンパス SH-3」を持って行ったので、座った状態でもあちこちにいるネコさんたちをアップで撮影することができました。
ひざの上のネコさんが寝てから30分くらいすると、新しく入店してきたお客さんがおやつを持って登場。
そしてまた辺りのネコたちがワァーとこぞって集まったので、その音に気づきひざの上ネコも起き上がりました。これにてやっと解放。
そのあとはここぞばかりにネコさんを撮影しました。
ちなみに僕が一番可愛いと思ったのは、白い子猫さん。まだ目が黒々としていて、とってもキレイな顔をしていました。
ドアップで撮影成功。
そうこうしているうちに1時間が経ち、夢のような体験は終了。
ロッカーから荷物を取り、ネコさんたちに最後の挨拶をしてからお店を出ました。
まとめ
1時間もいるとネコさんたちに愛着が湧いてしまい、めちゃくちゃ別れが辛かったです・・・。
でもいつでも行ける場所にあるから、また近いうちに行こう。
柏の猫カフェ『猫の手』はとっても素敵な空間でした。リーズナブルな価格でたくさんのネコたちと触れ合うことができます。
ちなみに、『猫の手』は楽天ショップにてネコ雑貨の販売もしています。
ネコ柄の傘やネコ用おもちゃなどたくさんのグッズが販売されているので、気になる方は一度のぞいてみてください。
また、『猫の手』にいるネコさんだけを集めた写真集+DVDの販売もあります。
近くに猫カフェが無い人でも、これを見ればほんわか猫カフェ気分が味わえるかも。