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レトロ文化好きなら『昭和50年男』を読まなきゃ損!平成生まれにも刺さる一冊

僕は昔から、レトロゲームや古いテレビ番組、楽曲などなどレトロ文化が大好きでした。

 

先日、コンビニに行ったら雑誌コーナーに目をひかれる一冊が。表紙にデカデカと『モロッコヨーグル』の写真と、「オレたちに元気をくれたお菓子」のコピーがきらめく、『昭和50年男』vol.14でした。

 

 

表紙を見た瞬間に、「これは自分に刺さりまくる一冊なのでは?」と直感的に感じた僕は、『昭和50年男』を手に持ち、すぐさまレジへ。急ぎ足で家に帰り、即読了。

 

あまりの面白さ、雑誌コンセプトの良さに、感動してしまいました。

 

今回は、そんな『昭和50年男』とはどんな雑誌なのか、その魅力は一体何なのかについて、お伝えしたいと思います。

 

 

『昭和50年男』とは?

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『昭和50年男』は、株式会社クレタパブリッシングが発行する隔月誌。"昭和50年"に生まれた男性をターゲットに、その当時流行ったアイドルやマンガ、アニメ、スポーツなど、さまざまな文化を紹介する雑誌です。

 

もともと、同社が発行していた『昭和40年男』という雑誌があるのですが、その兄弟誌として発行されたのが、昭和50年男』のようです。ターゲットを10年、さらに下の世代にずらして制作されたんですね(ちなみに、僕は平成1桁生まれなので、次は『平成元年男』を発行してほしいと、密かに願っております)。

 

記事執筆の2022年1月時点では、全14冊が発行されています。詳しくは、『昭和50年男』のバックナンバーをどうぞ。

 

www.crete.co.jp

 

「オレたちのヒーロー」「オレたちの女神」「オレたちが認めた好敵手」などなど、毎回、特集の切り口が特徴的で面白いです。

 

ちなみに、前述の話で僕が購入したのは最新号のお菓子特集でしたが、あまりに面白かったので、いま手に入るバックナンバーもいくつか購入。

 

創刊号など、一部人気がある号は新品のバックナンバーが手に入らず、中古市場でも低下の4~5倍の価格で取引されるなど、プレミアが付いてしまっている状態です・・・。いつか、手に入れたい。

 

『昭和50年男』の魅力

『昭和50年男』は、平成生まれの自分が読んでも、本当に楽しい一冊です。『昭和50年男』は生まれがいつか、というよりも、「レトロ文化、その時代の文化が好きかどうか?」で刺さるか否かが決まるのかな?と思います。

 

『昭和50年男』のお菓子特集号で自分的に一番刺さったのは、その当時発売されていたお菓子のパッケージを紹介するコーナー。

 

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お菓子のパッケージとともに、そのお菓子の発売年も記載されているので、「コアラのマーチってこのころからあるんだ~」とか、「ボンタンアメってこんなに古いの?!」などなど、思わぬ発見がたくさんありました。

 

当時のパッケージと、今販売されているパッケージを見比べて、比較するのも面白い。当時からデザインが全然変わっていないものもあれば、ガラッとパッケージが代わり、まったく印象が異なるものも。

 

そのほかにも、ビックリマンチョコブームやアレンジレシピを載せた記事、モロッコヨーグル工場見学の記事など、最高の特集がずらりと並びます。もう、どのページも本当に最高です。

 

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僕は平成生まれなので、駄菓子屋文化はすっかり廃れてしまったあとに育った世代ですが、こういう当時の駄菓子、お菓子の話を知らないからこそ、憧憬を抱かせます。

 

また、僕がもっている号だとvol.4の「オレたちの90年代」もおすすめ。僕も90年代に育っているので、この号の特集はかなり刺さりました。

 

 

ストII』ブームや『ドラクエIII』の衝撃、『パワプロ』誕生秘話など、ゲーム好きの自分にはたまらない特集がたくさんあります。

 

ゲーム史的にも抑えておきたいところなので、「レトロ文化はあんまり興味ない」という人であっても、ゲーム好きならこの号は買っておいて損はありません。

 

『昭和50年男』を買うには?

 

最新号であれば、コンビニや書店などに並んでいると思いますが、バックナンバーを買うにはネット販売で手に入れる必要があります。

 

Amazonや楽天市場にも数号前であれば在庫があるので、そちらで買うのが良いと思います。ポイントもつきますし。

 

雑誌は刷った分が捌けてしまうとあっという間に手に入らなくなるので、気になったら"即買い!"が鉄則です。一度逃したら、いつ手に入るかわからないので、すぐに購入しましょうね。

 

もちろん、気になる号から買って全然OKなのですが、個人的におすすめなのはVol.4かな。「オレたちの90年代」は、一つのテーマに絞らず、90年~95年の時代に流行ったさまざまな文化を総括的に紹介してくれるので、最初に読む一冊としてとてもおすすめです。

 

まとめ:『昭和50年男』はレトロカルチャー好きなら誰もが楽しめる一冊

 

コンビニでの偶然の出会いから知ることができた『昭和50年男』。本当に素晴らしい雑誌です。

 

雑誌に限らず、出版業界全体の不況が叫ばれて久しいなか、こういう意欲的な雑誌が新しく刊行される環境には、本当に感謝したいですね。

 

上段でも話しましたが、ぜひ次は『平成元年男』の創刊をお願いします。『平成元年男』が出れば、創刊号から廃刊になるまで、毎号買い続けちゃいますね。

 

 

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