心はいつも悠々自適

ゲームやガジェットに関する情報ブログ

『コール オブ デューティ ブラックオプス4』評価・感想・レビュー!バトロワ新モード「ブラックアウト」が楽しい!

f:id:everyday_yofukashi:20181015173445j:plain

 

FPSゲーム『コール オブ デューティー』シリーズの中でも、随一の人気を誇る『ブラックオプス』。

 

その第四作目『コール オブ デューティ ブラックオプス4』が、2018年10月12日に発売されました。

 

 

僕は前作『ブラックオプス3』から本格的にFPSゲームにハマった人間なので、その正統続編である『ブラックオプス4』の発売を心待ちにしていました。

 

マルチプレイヤー、ゾンビ、新モードである「ブラックアウト」含めて計15時間ほどプレイしたので、今回は『コール オブ デューティ ブラックオプス4』の感想をお伝えいたします。

 

 

スポンサードリンク

 

 

『コール オブ デューティ ブラックオプス4』の良い点

CoDでまさかのバトロワ!新モード「ブラックアウト」が楽しい!

 

f:id:everyday_yofukashi:20181015170435j:plain

 

発売前のβ版から人気を博していた新モード「ブラックアウト」。

 

『PUBG』や『フォートナイト』のようなバトルロワイアルゲームがCoDで体験できるということで、僕自身も楽しみにしていました。

 

※バトルロワイアルゲーム…数十人以上のプレイヤーが、最後の一人になるまで戦うゲーム。武器やアイテムはすべて現地調達。時間経過とともに徐々に安全地帯が狭まっていく。

 

僕自身はこれまでバトロワゲームをほとんどプレイしてこなかったので、他の人に比べて新鮮な気持ちで遊べていると思います。

 

f:id:everyday_yofukashi:20181015170617j:plain

 

これまでのマルチプレイヤーモードと違い、「勝者は一人だけ」かつ「死んだら即終了」というバトロワならではのゲーム性は、他では味わえない緊張感です。

 

「降下した場所にいいアイテムが落ちているか?」「どれくらい頻繫に接敵するか?」など運要素によって勝率が大きく左右されますが、緊張感が高い分、勝利したときの感動はまたひとしお。

 

f:id:everyday_yofukashi:20181015170804j:plain

 

ソロだけでなく、2人チームのDUOや4人チームで挑めるQUADSもあり、フレンドと一緒に遊んでも楽しいですね。

 

DUOやQUADSは野良チームでも出撃できるため、一緒に遊べるフレンドがいないという人でもチーム戦を楽しむことができます(もちろん、ボイチャを繋いでるパーティに比べると、勝利までの難易度は格段に上がりますが…)

 

他のバトロワゲームをプレイしていないので比較はできませんが、「ブラックアウト」のマップはかなり広いと感じました。

 

f:id:everyday_yofukashi:20181015171027j:plain

 

大きな街以外では接敵率も低く、上手く避けていけば終盤戦まで1キルもせずに生き残れることもしばしば。

 

「手段を選ばずに上位に入りたい!」という方は、ガッツリ芋プレイをかませば高確率で上位入りできると思います。

 

『フォートナイト』と違って建築要素はありませんが、だからといって行動の選択肢が狭まっているとは思いません。

 

武器選択はもちろん、一定時間能力を強化するPERK(パーク)をどう使うか、リスクを冒してサプライドロップを拾いに行くかどうかなどなど、考えるべきことはたくさんあります。

 

f:id:everyday_yofukashi:20181015171245j:plain

 

また、一部のフィールドでゾンビが出現するのも面白いですね。ゾンビを倒すと強武器が手に入るミステリーボックスを開けられるようになるので、これも立ち回りに影響する大きなポイントです。

 

ただ、「ブラックアウト」は索敵能力が低いと、全然勝てないモードだと感じました。

 

一度見つかると逃げの手段が少なく、初弾を当てられるとほぼ勝ち目はありません。

 

スナイパーライフルでヘッドショットを食らうと一発アウトなので、場合によってはまったく何もできないまま即死することもあります。

 

f:id:everyday_yofukashi:20181015171343j:plain

 

他モードと違って"音"でしか位置を把握できないため、音の指向性が分かるヘッドホンは必須です。

 

そういった意味では、スキル的にも環境的にもハードルが高いモードといえるかもしれません。

 

アシストもキル扱いになるからスコアが伸びやすい

 

f:id:everyday_yofukashi:20181015171937j:plain

 

マルチプレイヤーにおいて『ブラックオプス4』からの変更点はいくつかありますが、その中でも大きなポイントが、アシストでもキル扱いになったことでしょう。

 

これまでのシリーズだと敵に何発か当てても殺しきれず、味方がトドメを刺すとアシストとしてポイントが計上されていました。

 

ところが本作では、敵にダメージを与えたうえで味方が倒してくれたら、通常のキルと同じ扱いになったんです。

 

このおかげで、キル数やポイント、キルレートが伸びやすくなりました。

 

※キルレート…キルとデスの比率。たとえば、「2キル1デス」だとキルレートは2.0。数値が高いほど上手いプレイヤーということになる。

 

キル数が伸びやすくなったおかげで、僕のような下手なプレイヤーでも数値のうえではちょっと上手くなった気になれます。

 

ウォールランやブーストジャンプがなくなって、純粋な撃ち合いが楽しめるようになった

 

f:id:everyday_yofukashi:20181015171604j:plain

 

前作『BO3』にあったウォールラン(壁走り)やブーストジャンプが、本作では廃止されています。

 

敵が無制限にピョンピョンと飛び回ることがなくなり、純粋な撃ち合いが楽しみやすいゲーム性に変わっていると思います。

 

ブーストが無くなったものの、ゲームスピードは落ちていないのが素晴らしいポイント。本作ではマップが狭くなったこともあり、むしろ前作以上にスピーディな印象を受けます。

 

行動の選択肢が増え、やれることが多いので頭を使う

 

『ブラックオプス4』はとにかく行動の選択肢が多いです。

 

単純なメイン武器の撃ち合いだけでなく、各スペシャリスト(職業のようなもの)に用意された「グラブスラム」や「バリスティックシールド」といった特殊装備、「グラップルガン」などのサブスキル等々、『ブラックオプス』シリーズならではの多彩な攻撃方法が用意されています。

 

スペシャリストごとに要求される立ち回りや使える装備が異なるので、非常に頭を使うゲームだと思いますね。

 

また、戦闘中だけでなく戦闘前の準備段階でも頭を使うことはたくさんあります。

 

「ピック10」システム呼ばれるカスタマイズシステムは、10個の枠の中で好きな装備を選ぶことが可能。

 

f:id:everyday_yofukashi:20181015172037j:plain

 

武器のアタッチメントを充実させるか、能力を高めるPERKを増やすか、など考えられる方法はまさに無限大です。

 

自分に合ったカスタマイズを見つけるまで、あれこれと試行錯誤が楽しめるようになっています。

 

ゾンビモードは安定の面白さ

 

f:id:everyday_yofukashi:20181015172551j:plain

 

CoDシリーズおなじみのゾンビモードは本作でも健在です。

 

※ゾンビモード…マップに現れるゾンビをひたすら倒し続けるサバイバルモード。マップにはそれぞれシナリオや仕掛けが用意されているので、生き残りながらその謎を解いていく。

 

これまでは発売段階では1つしかマップが入っておらず、DLCで追加していくシステムでしたが、『BO4』では最初から3つのマップを遊ぶことができます。

 

まだすべてを遊びきったわけではありませんが、1つ1つのマップボリュームは過去作と遜色ないレベルなので、単純にボリュームが3倍になった感じです。

 

フレンドや野良でパーティを組んで戦うのも面白く、キャンペーンモードがなくなった「BO4」では、唯一協力プレイが楽しめるモードですね。

 

ゲーム内容自体はこれまでと変わらず、特別新鮮な感じもしないのですが、その分安定した面白さがあると思います。

 

初期マップが3つあるので、じっくりとやり込めそうです。

 

また、本作のゾンビモードではチュートリアルがついているのもいいですね。

 

武器の買い方やゲームの進め方について学べるので、これまでのようにほったらかし感がなく、初心者にもやさしい作りだと思いました。

 

『コール オブ デューティ ブラックオプス4』の悪い点

体力があがったので敵が固すぎる

 

『BO4』のプレイヤーは体力が上がっているので、とにかく固いです。

 

倒しきれずに逃げられてしまったり、敵を撃っているあいだにカバーを入れられて殺されることもしばしばあります。

 

今までよりも1~2発多く当てなければ倒せないため、過去作の感覚でやっていると倒しきれないことも。

 

体力に関しては慣れの問題もあると思うので一概に悪いとは言えないのですが、個人的には過去作準拠の体力が良かったなぁとは思います。

 

ただし逆にいうと、体力が上がり敵が固くなったことで、「上手い人が一人で突っ込んで無双する」といったことはしづらくなりました。

 

ゲームバランス的には、体力が上がったのは良いことだと言えるのかもしれません。

 

マップが狭くてリスポーンが変わりやすい

 

『BO4』のマップは全体的に狭くて入り組んでいます。その分リスポーンが変わりやすく、敵がどこから湧いているのか分かりづらいという難点があります。

 

特にチームデスマッチはびっくりするくらいリスポーンがコロコロ変わるので、「気づいたら敵が背後から湧いていて殺された」なんてこともしょっちゅう。

 

せわしなく局面が変わるため、「じっくり待って戦う」といった立ち回りはしづらくなっています。味方と一緒にガンガン走って、とにかく味方に置いていかれないようにするのが必須です。

 

あと、これもマップが狭い影響だと思いますが、リスキルもされやすいように感じます。

 

リスポーンに関しては、アップデートでなんとかしてほしいなぁと思いますね。

 

キャンペーンモードがない

 

これまでCoDシリーズでお馴染みだったキャンペーンモードが、本作ではなくなりました。

 

僕自身あまりキャンペーンモードは遊ばないので無くなってもあまり支障はないのですが、一部ファンからは不評なようですね。

 

たしかに初心者にとっては、じっくりとシナリオを進めながら操作練習ができるキャンペーンモードの存在は重要だと思えます。

 

キャンペーンモードが無くなった分、新モード「ブラックアウト」が追加されたり、最初からゾンビモードが3マップで遊べたりとボリュームアップしている面もあるので、全体としては悪くないのですが、欲を言えばさらにキャンペーンモードまであると完璧でしたね。

   

まとめ

 

f:id:everyday_yofukashi:20181015172705j:plain

 

ぶっちゃけ、マルチプレイヤーやゾンビモードに関してはいつものCoDです。細かな変更点はたくさんありますが、目新しさは感じづらいでしょう。

 

本作の何よりの魅力は、新モードの「ブラックアウト」だと思います。

 

僕にとってはこのバトロワゲームがとにかく楽しかったので、『ブラックオプス4』はそれだけで合格点です。

 

FPSである以上、操作スキルや立ち回りの知識はある程度要求されます。

 

初心者がいきなり大活躍して気持ち良く楽しめるようなゲームではありませんが、それでも、ゲーム自体のクオリティは過去作と比べてもトップクラスによくできていると言えるでしょう。

 

FPSゲームファンや、「FPSに興味があるけどどれを買ったらいいか分からない」といった人なら、まず間違いなくおすすめできる作品です。

 

 

 

スポンサードリンク