日本最大のゲームショウである『東京ゲームショウ』が今年も開催されました。
第28回目の開催となる東京ゲームショウ2017のキャッチフレーズは、「さあ、現実を越えた体験へ。 〜Reality Unlocked〜」。VRやAIの技術進歩が目覚ましい今の時代にぴったりなキャッチフレーズといえます。
ゲームが大好きで、本ブログでもゲーム記事を中心に書いている身としては必ず参加しておきたいビッグイベント。去年、一昨年に続き、今年もばっちり行ってきました。
今年の開催期間は、9月21日~24日の4日間(21、22日はビジネスデイ)。僕は最終日である24日に足を運んできました。
「気になってたけど行けなかったんだよな~」という人のために、今回は東京ゲームショウ2017のレポート記事を書いていきたいと思います。
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会場は幕張メッセ!駅から大混雑で一苦労
会場である幕張メッセに行くため、京葉線に乗って海浜幕張駅で下車。
到着は13時ごろで終了時刻まであと4時間というところでしたが、駅は人であふれかえっていました。
混雑の波に乗りながら、南口から幕張メッセへ向けてGO。
幕張メッセまでのルートはいくつかあるので、混雑も緩和されてスイスイ進めました。
幕張メッセまで着くと、入場口の案内が。まだまだ入場する人は多そうです。
会場までの道すがらにある広告は、10月19日発売予定の『サイコブレイク2』が占めていました。
『フォールアウト4』が発売予定だった2015年のときもそうでしたが、どうも東京ゲームショウはベセスダ・ソフトワークスのタイトルが幅をきかせている印象。
「PRにたくさんお金出してるんだろうな~」と毎年思っちゃいます(ベセスダのゲーム好きだからいいぞもっとやれ)。
そのほかには10月19日発売予定『巨影都市』の横長デカ広告も。
「巨影 幕張に現る!」のコピーとともに、本作に登場する豪華キャラクターたちが勢ぞろいです。
『巨影都市』は『絶体絶命都市』の開発チームが作ったゲームということで、個人的にもかなり期待している作品。発売が楽しみです。
会場到着。当日券を買うためにチケット売り場に並びます。
当日券は1,200円、小学生以下は無料です。また、障がい者手帳を持っている人は本人&介護者1名が100円で入場できます。
僕も障がい者手帳持ちなので、1コインだけ支払って当日券をゲット。
ちなみにこのチケット、入場の際に受付の人に持っていかれちゃいます。もぎりではないので、「チケットを記念に取っておきたい!」という人には残念ですね。
上の写真は、会場に入るまでの道中でパシャリと撮っておきました。
入場!
受付を通り、幕張メッセの会場内へ。
入場門を通った瞬間、目の前に広がる暗い空間に、たまらなくテンションが上がります。
会場に入ってまず目に入ったのが、コーエーテクモゲームスのブース。
9月28日に発売予定のSwitch&3DS用ソフト『ファイアーエムブレム無双』が目玉タイトルです。
無双ゲームといえば『真・三國無双』や『戦国無双』といった"武将モノ"がおなじみでしたが、近年はガンダムやワンピースといった人気アニメとのコラボ、そして任天堂とのコラボでは『ゼルダ無双』なども発売しているコーエーテクモゲームス。
任天堂タイトルとのコラボ作品として、新たに『ファイアーエムブレム無双』が名を連ねることになります。
原作が「戦略シミュレーション」というアクション性皆無のゲームなのですが、上手いこと無双ゲーの爽快感抜群なアクションとマッチしていますね。
武器相性による三すくみや、死んでしまったユニットは二度と生き返らないといったFEの重要な要素もきちんと取り入れているので、原作ファンも満足できそうな匂いがプンプン。
コーエーテクモゲームスのもう一つのピックアップタイトルは、2018年初頭発売予定の『真・三國無双8』。
本作はなんと、シリーズ初のオープンワールドMAPを採用しているとのこと。広大なフィールドを馬で駆けながら、思う存分無双プレイできるようです。
僕も早くオープンワールドで「りょ、呂布だああああ!」ってしたい。
コーエーテクモゲームスのブースを抜けてさらに進むと、東京ゲームショウのメインともいえるソニーインタラクティブエンタテインメントのブースが。
PS4やVitaで発売予定のさまざまなソフトの試遊ができるのですが、一番の目玉となっているのが2018年1月26日に発売予定の『モンスターハンター:ワールド』です。
試遊台は長蛇の列で実際にプレイすることはできなかったのですが、遊んでいるところを後ろからのぞかせてもらいました。
画面は蛮顎竜アンジャナフとの一騎打ち。
フィールドがオープンワールドになったというのも相当な進化を感じるのですが、僕が見ていて何より驚いたのはモンスターの動き。
モンスターの攻撃、回避といった行動パターンがこれまで以上に多彩になっていて、狩りの駆け引きがより奥深くなっているように感じました。
特別ブースでは4人でのマルチプレイの様子も。
プラットフォームがPS4に移ったことでやれることが大幅に増えている『モンスターハンター:ワールド』。
2018年最初の大型タイトルになるので、期待に胸を膨らませながら発売を待ちたいと思います。
また、ブース内には『モンスターハンター:ワールド』の限定デザインPS4本体も展示されていました。
全面にリオレウスがプリントされていて、レウスの吐く炎の赤とロゴの金とのコントラストが最高にカッコいい。
ソニーインタラクティブエンタテインメントブースでは、10月19日発売予定の『グランツーリスモSPORT』も大々的にPRしていました。
ハンドルコントローラーで操作できる試遊台。
プレイ画面を見ていたのですが、もう"実写さながら"なんてもんじゃないです。"実写"です実写。
グランツーリスモはPS2で『4』が出たあたりから「これ実写やん!」と興奮していましたが、映像技術って進歩していくもんなんですね・・・。
VRにも対応するようなので、ハンドルコントローラー×VRでプレイしたら没入感とんでもなさそう。
『グランツーリスモSPORT』も、限定デザインのPS4本体が展示されていました。
シリーズの象徴ともいえるグレーメタリックの本体カラーが超クール。
続いてはスクウェア・エニックスブース。
大人気ボードゲーム『いただきストリート ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー 30th ANNIVERSARY』のブースが。
本作はドラクエとFFのシリーズ30周年記念作品として発売されます。タイトルだけ見るといたストが30周年っぽいけど、いたスト第一作目は91年発売なので今年で26周年。
試遊台では『ファイナルファンタジーX』のユウナや『ドラゴンクエストVI』のハッサンといった人気キャラクターを使って遊んでいる人が。
全キャラにボイスが付いていて、マス目を進んだり物件を購入するといった行動をするたびにしゃべってくれるので、それだけでゲームが盛り上がります。
ブースの横に回ると、25年ぶりに3Dフルリメイクされる『聖剣伝説2 SECRET of MANA』の展示がありました。
ランディ、プリム、ポポイの主要登場人物3人が並ぶフィギュアが超かわいい。
スクエニブース最大規模の展示だったのが、『ファイナルファンタジーXV』と『ディシディア ファイナルファンタジーNT』。人だかりもすごかったです。
『ディシディア ファイナルファンタジーNT』は歴代FFキャラが参戦する3vs3のバトルアクションゲームで、アーケードで稼働している同タイトルのPS4版。
ゲームセンターでもかなり人気のあるタイトルなので、PS4版にも期待が寄せられていますね。僕はアーケード版未プレイ勢ですが、PS4版が発売されたら始めてみる次第。
お次はSEGA&アトラスブース。毎年すっかり恒例となっていますが、今年もSEGAブースでは『龍が如く』特集でした。
ステージでは『龍が如く』プロデューサーの名越さんが出演していましたが、撮影禁止のため画像はナシ。
『龍が如く』プロジェクトとしては、一挙に3本のタイトルが発表されています。
PS2で発売された『龍が如く2』のリメイク版『龍が如く 極2』、大人気漫画『北斗の拳』とのコラボ作品『北斗が如く』、そしてシリーズ初のオンラインタイトルとなるスマホ&PC向け作品『龍が如く ONLINE』です。
『龍が如く 極2』は『6』で開発された"ドラゴンエンジン"を使っているので、『極』の続編というよりは『6』の続編のようなプレイ感覚になる模様。
『6』のバトルアクションは大好きなので、これは発売が楽しみです。
『北斗が如く』もプレイ映像を見たのですが、正直「ケンシロウのテクスチャを貼った龍が如く」って印象が否めなかったですね。こっちはうーんという感じ。
僕は『真・北斗無双』でしか北斗の拳の知識がないのですが、果たして原作ファンを満足させる出来になるのでしょうか。期待しましょう。
カプコンブース。こちらでも『モンスターハンター:ワールド』のPRが行われていました。
なにより目を引いたのが、『ワールド』のパッケージも飾っている新モンスター「ネルギガンテ」のド迫力巨像です。
今にも襲い掛かってきそうなハイクオリティの造形が素晴らしい。
目の前に立って撮影可能なフォトスポットになっていたので、ハンターのコスプレをして撮影している人も見かけました。
隣では、プロゲーマー8名による『ストリートファイターV』の対戦会も。大会名は「ストリートファイターV 昇竜拳トーナメント」。
優勝賞金100万円をかけ、ときど選手やボンちゃん選手、ネモ選手といったトッププレイヤーたちが真剣勝負を繰り広げました(僕は途中までしか見れませんでしたが、結果はネモ選手の優勝だった模様)。
12月7日発売予定の『デッドライジング4 スペシャルエディション』の試遊会。CERO Z(18歳以上対象)なので、プレイ画面は外からわからないように工夫されています。
『ロックマン クラシックコレクション2』のプレイイベント。
続いてKONAMIブース。なんといっても個人的に一番気になるタイトルは『メタルギア サヴァイヴ』です。
試遊イベントでは4人によるマルチプレイが行われていましたが、こちらも撮影禁止だったためにプレイ映像は撮ることができませんでした・・・。
「なにやらひときわ異様な雰囲気がする・・・」と思って目をやると、iOS/Androidで配信予定の『ラブプラス EVERY』の特設ブースが。
本タイトルはバーチャルリアリティーに対応していて、モバイルVRゴーグルを使った試遊体験もありました(2時間待ちの激混みで、とても中には入れませんでした・・・)。
僕の彼女(姉ヶ崎寧々さん)が友達といっしょに手を振っています。
ディースリー・パブリッシャーのブースでは、12月7日発売予定の『地球防衛軍5』のイベントを開催。
4人マルチプレイによる体験会が行われていました。
これまでの『地球防衛軍』の敵は「とにかく数で攻めてくる」という感じでしたが、『5』の敵はこちらの射線を避けるようにビルに隠れたり、行動パターンが増えている様子。
開発が発表されてから発売まで時間のかかった『5』ですが、やっとこさ遊ぶことができそうで嬉しいかぎりです。
また、『地球防衛軍』のルーツを汲んだ新規タイトル『EARTH DEFENSE FORCE IRONMAN』の試遊台にも人だかりができていました。
『地球防衛軍』同様に巨大生物や異星人が襲来してきてそれを撃退するというゲーム性なのですが、こちらはさらに硬派なアクションゲームに仕上がっている印象です。
まとめ
今年も思う存分満喫した『東京ゲームショウ』。試遊できたゲームは少なかったのですが、新作ソフトのプレイ映像を見られるだけでもテンションが上がりますね。
個人的に発売を期待しているのは『モンスターハンター:ワールド』と『地球防衛軍5』。この2本はボリューム的にも相当なプレイ時間を積み重ねそうです。
反省点としては、もうすこし早めに行くべきだったなと。
年々参加企業も入場者数も増えているので、以前と同じつもりで参加すると時間が足りなくなりますね・・・。
来年は2days参加してみようかな!