ブログを始めたばかりの初心者ブロガーが最初に頭を悩ませるのが、ブログにおける口調や文体ではないでしょうか?
「です・ます調」や「だ・である調」、もしくはもっとフランクな、「話し言葉(口語)」のような書き方など。どんな口調で書くかによって、ブログの印象はがらりと変化します。
ブログは個人が発信するメディアなので口調や文体も自由ですが、それぞれにメリット・デメリットがあるのでよく考えてから決めなければいけません。
僕自身も、始めたばかりのころは「ブログではどういう口調で書けばいいんだろう」と悩んでいました。
そこで今回は、「ブログにおける口調や文体はどうしたらいいのか」についてお話したいと思います。
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文体の種類
「です・ます調(敬体)」は丁寧な印象を与える!
ブログの文体でもっとも一般的なのが、この「です・ます調」ではないでしょうか。僕のブログでも、この「です・ます調」を使っています。
「です・ます調」は「敬体」とも呼ばれていて、文末に丁寧語をつける書き方。
非常に丁寧な印象を与えるので、読み手にも受け入れられやすいという特徴があります。
反面、「単調な文章」になりがちなので、話を盛り上げて伝えたい時などには注意が必要です。
【メリット】
- 丁寧な印象を与える。
- ブログでよく見る書き方なので、読み手に受け入れられやすい。
【デメリット】
- 単調な文章になりがち。
「だ・である調(常体)」は説得力を生む!
「だ・である調」は「常体」とも呼ばれる文体です。敬体に比べると少ないですが、常体でブログを書いている方もいらっしゃいます。
物事を言い切るような書き方になるので、文章により説得力が生まれるのが常体です。
ただし、すこし「強い印象」を与えがちなので、読み手によっては受け入れられにくいという特徴もあります。
【メリット】
- 敬体よりも説得力が生まれる。
【デメリット】
- 強い印象を与えがちで、文章に圧迫感が出る。
「口語」は親しみやすさがある!
「~だったよ」とか「~があってさ」のように、友達に話しかけるように文章を書く方法もあります。
いわゆる「口語」と呼ばれるものですが、読み手にとって筆者に親しみを感じやすい書き方です。
キャラクター性も出しやすいので、ブロガー個人の特徴を表現しやすいと思います。
しかし、同時に「軽い印象」も持たれてしまう危険性があるので、書き方には注意しましょう。
【メリット】
- 親しみやすさを感じてもらいやすい。
- 書き手のキャラクター性を出しやすい。
【デメリット】
- 軽い印象を持たれやすい。
どんな口調・文体を選ぶべきか
まずは「敬体」で書き始めるのがおすすめ!
特にこだわりがないのであれば、ブログの文体は「です・ます調」である「敬体」で書き始めることをおすすめします。
先にも挙げたとおり、「敬体」は読み手に丁寧な印象を与えやすく、文章を受け入れてもらいやすい=読んでもらいやすいです。
ものすごく納得や共感が得られる持論をたくさん持っていたり、とんでもなく面白いキャラクター性があるブロガーなら別ですが、そうでない普通の人にとって、「常体」や「口語」でブログを書いていくのは大変だと思います。
ブログを読んでくれる人というのはほとんどが一見さん(初めて来てくれた方)なので、圧迫感のある「常体」や軽い口調の「口語」はそれだけで読んでもらえないという可能性があります。
なので、もっともブログで使われていて、馴染みのある「敬体」で書いていくのがベストだと思っています。
ブログを書くことに慣れてきたら「常体」や「口語」を使う
ある程度ブログを続けていて、「書くこと」自体に慣れてきたら「常体」や「口語」を使ってみるのもいいかもしれません。
文体というのは一つの文章(もしくは記事)で統一したもので書くのがルールですが、記事が別となれば文体が変わっても問題ないと思います。
なので、明日の更新から「違う口調」でブログを書いてもいいのです。実際に、途中から文体を変えたブロガーさんは何人もいます。
ブログを続けていると、「敬体で書いてたけどこっちの方が自分に合ってるな」と思うことがあると思います。
その時は、別の文体を試してみるといいでしょう。
まとめ
ブログの文体は本当に悩みますよね。
でも、「一度決めたらずっとこれで行かなきゃいけない」なんて決まりはないので、ブログの更新を続けながら自分に合った口調や文体を見つけていけばいいと思います。
もしかしたら、僕も明日の更新から口調が変わってるかもしれません。
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