自分にベストなスマホ用Bluetoothイヤホンを求め、最近はあれこれと買っては試している日々。前回は連続30時間再生が可能な『HBS-992』を購入しました。
『HBS-992』も電池の持ちが良いので気にいっているのですが、ネックバンド型ゆえに取り回しが悪く、「もうすこしコンパクトなサイズで電池持ちがいいBluetoothイヤホンはないだろうか?」と新たな商品を探していました。
そこで発見したのが、モバイルバッテリーやスピーカーでおなじみのAnkerが販売している『SoundBuds Curve』という商品。
軽量ながら連続12.5時間の音楽再生が可能とのことで、試しに購入してみました。
今回は『Anker SoundBuds Curve』を使ってみた感想をお伝えいたします。
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『Anker SoundBuds Curve』のセット内容
『Anker SoundBuds Curve』の内容物は以下の通り。
Bluetoothイヤホン本体のほか、専用ハードケース、充電用microUSBケーブル、各サイズのイヤーチップ&イヤーウイングが付属しています。
付属品の充実度は高いですね。特にイヤーチップ&イヤーウイングの豊富さが素晴らしい。
XS、S、M、L、XLサイズのほか、低反発タイプのイヤーチップも付属しています。
Bluetoothイヤホン本体は、耳かけ型になっています。耳にかける部分は柔らかいシリコン素材で、長時間かけていても疲れにくい構造。
両耳部分に入っている「ANKER」のロゴが、シンプルながらもおしゃれな印象です。
ただ、両耳ともデカデカと入っているので、ロゴが気に入らない人には不評な模様・・・。僕はAnkerのロゴが好きなのですが。
イヤホン部分は三層構造になっていて、イヤーチップとイヤーウイングをそれぞれ外すことができます。
イヤーチップはXS、S、M、L、XL、イヤーウイングはS、M、Lのサイズが付属しているので、自分好みのモノにカスタマイズすることが可能です。
リモコン部分は、3ボタンタイプと非常にシンプルな構造。真ん中の「▶ボタン」を押すと、電源のON/OFFや再生/一時停止、通話を取ることも可能です。
+/-ボタンは、長押しやクリックによって次曲の再生や音量調整ができます。
microUSBケーブルの差し込み口は、シリコンキャップになっています。
小さめなのでやや取りはずしにくいですが、はめ込みはきっちりしているので防水性は問題なさそう。
『Anker SoundBuds Curve』を使ってみた感想
aptX対応の高音質はさすが!やや丸みのある音質に
『Anker SoundBuds Curve』は、「aptX」という圧縮方式(コーデック)に対応しています。
これは主にAndroidで採用されている圧縮方式で、圧縮率が少なく音域が消えづらいので、通常のBluetoothイヤホンに比べて高音質で音楽を楽しむことが可能です。
Anker製品はスピーカーの評判も高いですが、Bluetoothイヤホンになってもその高音質っぷりが体感できますね。
全体としてはやや丸みのある音質で、ドンシャリ感はありません。比較的バランスがよく、どんなジャンルの音楽を聴くにもいいと思います。クセの少ない音質。
大きな遅延も感じたことはありません。少なくとも動画視聴用途においては問題ないでしょう。
実売価格は3,000円程度なので、この価格帯のBluetoothイヤホンとしては合格点の音質だと思います。
着け心地も柔らかく、安定感あり
僕は久しぶりの耳掛け型イヤホンの購入でしたが、やはりカナル型に比べると安定感バツグンですね。
特にイヤホン本体とイヤーチップのあいだにある、イヤーウイングがいい仕事をしています。 イヤーチップとイヤーウイング、フックの三重で耳にフィットするので、激しい動きでもズレにくい。
着け心地も柔らかく、かなり僕好みのイヤホンになっています。
また、IPX5の防水規格にも対応しているので、汗をかく運動時はもちろん、雨の中でも気にせずに使えるのが嬉しいですね。僕もジムでガンガン使っています。
そしてなにより、耳かけ型ながら本体が軽いのも素晴らしい。シリコン製のイヤーフックのおかげか、長時間つけていても耳に痛みを感じることがありません。
このサイズで12時間以上のバッテリー持ちは最高
Bluetoothイヤホンを使っていて僕が一番気になるのが、バッテリーの持ちです。先日買った『HBS-992』も、バッテリー持ち一点で購入を決めました。
『Anker SoundBuds Curve』は、1.5時間の充電で最大12.5時間の連続音楽再生が可能。
一般的なBluetoothイヤホンは6~8時間くらいなので、それと比較すると2倍近い電池持ちです。
丸一日使っていても電池が切れないのは嬉しいですね。フル充電も90分で済むので、帰ってきてすぐに充電すれば寝る前には完了しています。
マイクの性能はオマケ程度
『Anker SoundBuds Curve』はリモコン部分にマイクがついているのですが、正直性能は悪いです。ノイズが入ってガビガビの音質になり、本当に"オマケ程度の性能"という感じ。
僕は通話用途では使っていないので問題ないのですが、唯一残念な点といえばこのくらいでしょうか。
もし「ハンズフリー通話にも使いたい」という方がいれば、注意が必要です。
まとめ:ほとんど不満のない、優等生なBluetoothイヤホン!
『Anker SoundBuds Curve』を一週間くらい使ってみましたが、ほとんど不満点のない、めちゃくちゃ優秀なBluetoothイヤホンだと思います。
耳かけ型のイヤホンに抵抗がなければ、相当おすすめできる商品です。
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