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【PS4】『ガンダムバーサス』の評価/レビュー!参戦作品は少ないが新システム「ブーストダイブ」でゲームスピードが上がって対戦が超楽しい!

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2017年7月6日にPS4用ソフトとして発売された『ガンダムバーサス』。ガンダムシリーズに登場する作品が一堂に会して戦いを繰り広げる、オールスター対戦アクションゲームです。

 

 

2001年にアーケードで稼働が開始された『機動戦士ガンダム vs.シリーズ』の最新作で、家庭用据え置き機で発売されるのは2014年の『エクストリームバーサス フルブースト』以来約3年ぶり

 

Vitaで発売された前作『エクストリームバーサス フォース』は「据え置き機じゃない」「使用可能機体が少ない」などの理由から評価がさんざんだったので、『ガンダムバーサス』の発売はユーザーとしては"待ちに待った"という感じでしょう。

 

僕も本シリーズが大好きで、これまでも家庭用、アーケード共に遊んできたので、本作の発売を待ち遠しく思っていました。

 

発売から数日たち、一通りのモードを遊び、オンライン対戦もある程度重ねてきたので、ここで『ガンダムバーサス』を遊んでみた評価&レビューを書きたいと思います。

 

 

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『ガンダムバーサス』とは?

 

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発売日 2017年7月6日
発売元 バンダイナムコエンターテインメント
価格 通常版:8,200円(税別)、プレミアムGサウンドエディション:11,200円(税別)
プレイ人数 1人(オンライン:1~6人)

 

『ガンダムバーサス』は2017年7月6日にPS4用ソフトとして発売された対戦アクションゲーム。

 

「機動戦士ガンダム」「機動戦士Zガンダム」「機動戦士ガンダムSEED」「機動戦士ガンダム00」などガンダムシリーズのさまざまな作品から機体が参戦し、熱いバトルを繰り広げます。

 

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これまでの『ガンダムvs.シリーズ』では、「アーケード(ゲームセンター)で稼働→しばらくして家庭用に移植」という流れがほとんどでしたが、本作はアーケード版の移植ではなく、家庭用オリジナルタイトルになっています(オリジナルとはいっても、前作『マキシブーストON』の機体や基本システムをほとんど受け継いでいますが・・・)。

 

従来の2vs2での対戦ルール以外にも、新たに3vs3での対戦ルールや最大6人でマルチプレイが可能なモードなども追加され、これまでにはない、よりエキサイティングなバトルが楽しめるようになりました。 

 

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本作の醍醐味であるオンライン対戦はもちろん、一人でも遊べる「トライアルバトル」やオンライン協力プレイが可能な「アルティメットバトル」など、対人戦以外のモードも充実しています。 

 

本作から初めて『ガンダムvs.シリーズ』を遊ぶ人にも優しい「チュートリアルモード」もあるので、「初心者でも大丈夫かな・・・?」と不安に思っている人でも安心です。

 

遊んでみた感想

  

対戦そのものは超楽しい!新システムの「ブーストダイブ」や「ストライカー」が対戦をより面白くしている! 

 

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まず結論からいうとこのゲーム、オンライン対戦は超面白いです。

 

基本となる2vs2の対戦は従来のシリーズをベースにしているので、対戦ゲームとしてのクオリティが非常に高く、よくできています。

 

機体もそれぞれに個性があり、使える武装の性質も全然違うので、「豊富な弾幕で味方を援護する射撃機(ジェスタ、フルアーマーガンダムなど)」「高速の特殊移動で敵に一気に近づいて攻撃する格闘機(バルバトス、エクシアなど)」、もっと尖った機体になると「ビームライフルなどの射撃武装が一つもなく、サーベルだけで戦う格闘機(エピオン)」など、自分のプレイスタイルに合った機体が必ず見つかると思います。

 

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それに加えて新システムの「ブーストダイブ」がいい。

 

vsシリーズ未プレイの人には分かりづらい説明になるかと思いますが、ブーストダイブとは"直前のあらゆる行動をキャンセルして、瞬時に着地できる"という新システム。これまでのシリーズにはなかった、新たなテクニックです。

 

※「ブーストダイブ」についてはYoutubeにあがっているこちらの動画が分かりやすいかと・・・

 


【初心者さん必見!】ブーストダイブの使用例について!【ガンダムバーサス】

 

本作はビームライフルやバズーカによる射撃、ビームサーベルによる格闘攻撃などで戦うのですが、一部の武装はその場で足を止めて発射するので、そこに硬直時間が生まれて隙を晒してしまいます。

 

しかしブーストダイブを使えば、足の止まる武装でも攻撃後にキャンセル落下して瞬時に着地することができるので、隙を晒さずに立ち回ることができるのです。

 

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この新システム「ブーストダイブ」が使えるようになったことでより機動的な動きができるようになり、全体のゲームスピードも上がりました。

 

これまでは足が止まるので使いづらかった武装も、ブーストダイブでキャンセルすることで非常に使い勝手が良くなったりしているので、選択肢が増えて対戦がより面白くなりましたね。

 

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その場で大きくジャンプして縦の動きで揺さぶる、いわゆる「ピョン格」なんかもブーストダイブでキャンセル落下できるようになったので、ピョン格持ちは「ピョン格→ステップ→ブーストダイブ」でとんでもない高速移動が可能になっています。

 

シリーズ経験者なら「お、それは面白そう」と分かってくれるかもしれませんが、未プレイの人には良くわからないですよね・・・。

 

とにかく、「ブーストダイブのおかげで、機体を動かすのがより楽しくなってるよ!」ということです。

 

また、同じく新システムの「ストライカー」もなかなかいい感じ。

 

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こちらは従来のシリーズでいうところの「アシスト攻撃」のようなシステムで、別の機体を呼び出し、援護攻撃をさせることができるというもの。

 

どのプレイアブル機体もすべてのストライカーを使うことができるので、本来なら格闘攻撃しかできないエピオンが、ツインバスターライフルが撃てるウイングガンダムゼロを使えたり、射撃特化のガンタンクが格闘攻撃可能なエクシアをストライカーとして使えたりと、攻撃の幅が非常に広がりました。

 

ストライカーで呼び出せる機体はプレイアブル機体に加え、パラス・アテネ、シャッコーといったややマイナーな機体、さらにはホバートラックやモビルワーカーといったモビルスーツ以外の機体も存在。

 

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Gジェネもビックリなマイナー機体がストライカーとして使えたりもするので、選択肢が多いのはいいですね。

 

ただ、ストライカー機体の性能の差が激しく、プレッシャーが使えるジ・O、格闘攻撃で長時間拘束できるバルバトスルプス、ゲロビが撃てるホットスクランブルなど、一部の強力な機体以外のストライカーが死んでるのが悲しいところ・・・。

 

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せっかくストライカーの選択肢が多いのに、"死に機体"が目立つのは残念です。

 

しかしストライカーのおかげで、どの機体でもプレッシャーやゲロビが撃てるようになったのは嬉しいですね。

 

オンライン対戦をするとみんな同じようなストライカーを使ってるので寂しい気もしますが、ストライカーシステム自体はいいアクセントになっていると思います。 

 

参戦作品はやはり少なめ・・・。ある程度のリストラは仕方ないが、高コスト新機体が0というのはいただけない 

 

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発売前からユーザーの間で話題となっていた参戦作品について。アーケードで稼働していた前作『マキシブーストON』で参戦していた作品がバンバンリストラされていて、本作『ガンダムバーサス』の参戦作品はやや少ない印象があります。

 

具体的には、「機動武闘伝Gガンダム」「機動新世紀ガンダムX」「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」「機動戦士ガンダム00 シーズン2」「機動戦士ガンダムAGE」などの作品がリストラ(細かい作品を挙げるともっとあります)。

 

ジェスタ、スローネツヴァイ、ジム・カスタムなど本作から新たに参戦した新機体もいるのですが、そのどれもが低コスト帯である300コスト、200コストの機体で、花形である500コスト、400コストといった高コスト機体はありません(バルバトスルプスやヴァーチェは高コスト機体ですが、DLC機体なので割愛)。

 

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このゲームはコストの高い機体ほど武装が強力で、使うのも楽しいため、人気があるのはやはり高コスト機体です。

 

これについては文句が・・・。

 

どうやらPS4で新たにシリーズを開発するということで、「モデリングに時間がかかり、参戦作品を少なくせざるを得なかった」という事情もあるようで、それについてはある程度仕方がないのかなとも思っています。 

 

しかし製品版で使える新機体が低コスト帯だけなのはいただけません。

 

ここには明らかに「DLCで派手でカッコいい高コスト機体を追加させて、ユーザーに課金させよう」という意図がみえます。

 

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DLCによる機体追加は別に構わないのですが、ここまで露骨に「製品版発売時点では高コストの新機体はありませんよ~」とされてしまうと、やはりシリーズファンとしては萎えてしまう部分があるのです。 

 

これで低コスト帯の新機体が全然いないなら「ああ、開発が大変で新機体にはほとんど手が回らなかったんだな」と(一応は)納得もできますが、低コストの新機体は20機近くもいます。 

 

全90機以上のプレイアブル機体のうち20機も新機体がいるのに、高コスト機が1体もいない。

 

この運営姿勢はいかんともしがたいですね。対戦そのものは本当に面白いので、余計に残念です。 

 

ただ一応フォローしておくと、追加された低コスト新機体も使ってて普通に楽しいです(ジム・カスタムなんかは最低コストの200のくせにめっちゃ強いし)。 

 

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また、一部機体はパイロットの乗せ換えができるのも嬉しいですね。

 

乗せ換え可能なパイロットも「ウイングガンダムゼロにゼクス」「ガンキャノンにハヤトやリュウ」など原作準拠の設定になっているので、ファンとしては嬉しいところ。

 

乗せ換えたパイロットにも原作声優さんによるボイスが付いているので、使ってても盛り上がります。

 

参戦作品の総評としては、「マイナー機体が使えるようになったのはいいのが、『高コスト機体はDLCで』というのが悪い点」といった感じです。 

 

最大6人でマルチプレイが楽しめる「アルティメットバトル」や一人用モードの「トライアルバトル」もあるが、やはりメインはオンライン対戦 

 

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本作の目玉のひとつでもある、最大6人でのオンラインマルチプレイが可能な「アルティメットバトル」というモード。

 

このモードは次々と出現する敵を撃破して、最大50まであるステージをクリアしていくサバイバルタイプのCPU戦モードです。

 

「アルティメットバトル」は3vs3のバトルや最大5人で協力して巨大CPUボスと戦えたりと、これまでのvs.シリーズにはなかったオリジナルルールが遊べるのがポイントなのですが、正直いって長く遊べるようなモードではありません(僕も2、3回遊んだだけでこのモードには飽きてしまいました)。

 

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CPU戦はひたすら出てくる雑魚敵を処理していくだけの単調なもので、CPUの強さも大したことなく・・・。やり応えはありませんでした。

 

最高難易度の「HARD SURVIVAL」でも雑魚敵がビームライフル1、2発で死ぬので、フレンドと協力して遊んでも大して盛り上がることもなく、単調な作業になること間違いなしです。

 

ステージクリアするごとにBP(スコア兼、経験値)が手に入り、5戦ごとに獲得したBPを使って機体の強化ができるのですが、いかんせん能力が初期値でも敵をラクに倒せるので、強化する楽しみもありません。

 

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過去シリーズでいうところの「アーケードモード」にあたる、一人用の「トライアルバトル」もありますが、こちらも"操作や機体に慣れるための練習モード"という感がいなめず(これはいつものことですが)。

 

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初の大規模マルチプレイが可能という触れ込みだったので期待していたのですが、「アルティメットバトル」は期待していたほど盛り上がれるモードではありませんでした。

 

やはり『ガンダムバーサス』は、オンライン対戦がメインのゲームといえるでしょう。

 

気軽に1戦だけ遊べる「カジュアルマッチ」が追加されたのは嬉しい!しかし「ランクマッチ」が後日解放というのが・・・ 

 

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本作のオンライン対戦モードは、最大18人が同じルーム内で対戦できる「プレイヤーマッチ」のほか、戦績保存もされず、気軽に1戦だけマッチングして遊べる「カジュアルマッチ」、レートを賭けて真剣勝負に挑む「ランクマッチ」の3モードがあります。 

 

個人的には「カジュアルマッチ」が追加されたのは嬉しいですね。

 

負けても戦績保存がされないし、気軽に1戦だけ遊べるというのはいい。ちょっと時間が空いたときなんかに、「1戦だけ遊ぼうかな~」とPS4をスタンバイモードから立ち上げることもしばしば。 

 

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タイマンで戦える1on1、通常の2on2、変則ルールの3on3と、対戦ルールも選べるのもいいところ。

 

また、「プレイヤーマッチ」もルーム設定で「戦績保存をする/しない」が選べるようになったのも良ポイントです。 

 

過去作のプレマは必ず戦績保存がされていたので、「右も左もわからない初心者がオンライン対戦に参戦したけど、ボッコボコにされて勝率が20%台に」なんてことも・・・。

 

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戦績は他のプレイヤーからも見ることができるので、「うわ、こいつ勝率低いじゃん。マッチングするのやめよ」と避けられてしまうことがあったんですね。 

 

しかし、本作では戦績保存されない部屋で思う存分オンライン対戦することができるため、ゲームに慣れるまでそこで腕を磨き、慣れたら戦績保存されるプレマ部屋やレート戦であるランクマッチに挑むことができます。 

 

戦績保存されないことは、ゲームに慣れたプレイヤーにとってもメリットがあります。

 

僕なんかだと過去シリーズをプレイしているので、使い慣れた機体であればある程度勝てるのですが、たまに「他の機体を練習したいな・・・」って時があるんです。

 

そんなとき、必ず戦績保存されてしまうと、「せっかく上げた勝率を、慣れない機体を使って落としたくない・・・」という思いが働いて、なかなか好きな機体で遊べなかったりするんですよね。

 

でも戦績保存されない部屋なら、使ってみたい機体を思う存分練習することができちゃう。 

 

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しかも戦績保存なしの部屋は他のプレイヤーもカリカリしてなく、気軽に遊んでいるので、ヒートアップしたプレイヤーに煽られたりもしない・・・。 

 

そういった意味で、「カジュアルマッチ」や戦績保存されない「プレイヤーマッチ」の追加は、ユーザーメリットの大きい改良点だと思います。 

 

ただ一つ残念なのは、ゲーム発売直後は「ランクマッチ」が解放されていないこと。

 

「ランクマッチ」の解放は7月下旬を予定していて、それまでは「カジュアルマッチ」と「プレイヤーマッチ」でしか遊べないようになっています。

 

「新規参入した人が、いきなりランクマッチに入ってボコボコにされないように」的な配慮があるのかもしれませんが、ランクマは最初から解放しておいてほしかったですね・・・。

 

「チュートリアルモード」ではシステムや操作方法など、ゲーム全般の知識が学べるので初心者にも嬉しい!しかし対戦で勝つには、チュートリアル以上の知識が必要・・・ 

 

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本作には基本的な操作方法や戦力ゲージの見方、機体コスト、覚醒ゲージやブーストダイブといったシステムが学べる「チュートリアルモード」が搭載されています。

 

「チュートリアルモード」は3つのルートに分かれていて、各ルートで「冒頭にテクニック説明→実演して敵を倒す→次のテクニック」という流れ。

 

基本的なシステムや操作について1から教えてくれるので、「過去作をまったくやったことがないから不安・・・」という人でも安心です。

 

ただ、「チュートリアルモード」で教えてくれるのは本当に基本的な操作・システムだけで、これだけを練習しても実際の対戦ではなかなか勝てないかと思います。

 

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このゲームは2vs2のバトルなので味方との連携や立ち回りが非常に重要で、基本的な操作だけでは勝てない面が大きいです。

 

『ガンダムバーサス』を遊んでる人間は過去作もやっている人たちが多いため、初心者がいきなり入ってもそう簡単には勝てないんですよね・・・。

 

初心者が勝てるようになるためには、「チュートリアルモード」で基本的な操作ができるようになった上で、さらにvs.シリーズ特有の立ち回りや機体、武装の特徴について学ぶ必要があります。

 

「初心者にはハードルが高そう・・・」と思うでしょうが、こういった立ち回りを学んで勝てるようになるとこのゲームは本当に面白いです。

 

「プレイヤーマッチ」には「初心者限定部屋」なんかもありますので、ぜひそちらで腕を磨きながら上達していただければと。

 

僕個人としては『ガンダムバーサス』のプレイヤー人口が増えてほしいと願っているので、購入を迷っているシリーズ未プレイの人にはぜひ買っていただきたいですね。

 

もし本記事を読んで『ガンダムバーサス』を購入した初心者の人がいらっしゃれば、ツイッターなどでコンタクトを取っていただければ、僕がお教えできる知識はなんでもお伝えします。一緒にプレイしながら学んでいきましょう。

 

戦闘中に喋ってくれるバトルナビが無課金でも使えるのはいい!称号の取得難易度はもう少し高くてもよかった

 

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本作には戦闘中にキャラクターが話しかけてくれる「バトルナビ」というシステムがあるのですが、前作まではこれがDLC専用で課金しなければ使えませんでした。

 

しかし本作では無課金でもバトルナビが設定できるようになり、使用可能キャラはそれほど多くないものの、ネーナ、クーデリアといった女性キャラや、ギレン、ブライトといった人気男性キャラのナビが聴けるのは嬉しい。

 

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DLCでの追加もあるでしょうから、バトルナビの幅が広がったのは良ポイントです。

 

また、プレイヤーネームの横に表示される「称号システム」ですが、こちらはもう少し各称号の取得難易度が高くてもよかったのかな、と思います。

 

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ほとんどの称号が、機体を使い続けて機体熟練度が上がれば取得できるものなのですが、本作ではCPU戦である「トライアルバトル」でカンタンに熟練度を上げられるので、称号のありがたみがない・・・。

 

オンライン対戦でマッチングしたときに「うわ、こんなレアな称号使ってる!」とか「ここまで機体使い込んでるんだ!すごい!」みたいな感動がない点は残念ですね。

 

まとめ

 

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参戦作品の少なさ、機体性能のバランス調整などまだまだ課題はあるものの、「対戦ゲーム」としては非常に面白いです。

 

ただ、これはシリーズ経験者の感想なので、これから始める初心者にとっては勝てるようになるまでが大変かもしれません。

 

しかし、『ストリートファイター』や『鉄拳』といったガチの格闘ゲームよりは覚えることも少なく、敷居も低いと思いますので、シリーズ未プレイの人もぜひ本作を機に始めていただきたいですね。

 

先にも述べましたが、『ガンダムバーサス』は勝てるようになると本当に面白いです。

 

そこまでの道のりは大変ですが、「自分も勝てるようになりたい!」「もっと機体を自由に使いこなせるようになりたい!」という熱意を持たせてくれるくらいの面白さが本作にはあると思います。

 

ツイッターで話しかけていただければ一緒にオンラインで遊ぶこともできますので、本作を買った人はぜひぜひ一緒に遊びましょう!

 

ちなみに本作は通常版のほか、バトル中BGMとして使えるガンダムアニメ主題歌等の追加楽曲35曲が入った『プレミアムGサウンドエディション』が発売されています。

 

『プレミアムGサウンドエディション』には、7月下旬に有料DLCとして配信されるバルバトスルプスが無料で先行利用できるプロダクトコードも封入されているので、追加機体をいち早く使いたい方はそちらも要チェックです。

 

 

 

 

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