Nintendo Switchの発売から1年。Switch初となるカービィタイトル『星のカービィ スターアライズ』が先日ついに発売されました。
カービィシリーズといえば、すいこみとコピー能力を活かして敵を倒していく、言わずと知れた任天堂の大人気アクションゲーム。昨年でシリーズ25周年を迎え、その人気はますます高まっているといえるでしょう。
僕も『星のカービィ64』からシリーズを遊び続けて、はや十数年。なんだかんだで長い付き合いになったもんだ。
正直言うとマンネリ化も否めない本シリーズですが、シリーズ最多のコピー能力が登場したり、敵キャラを仲間にできる「フレンズヘルパー」などの新要素に惹かれ、思わず『スターアライズ』を購入してしまいました。
プレイ時間は10時間程度で、一応ストーリークリアまで進めたので、本作をプレイした感想を書き連ねていきたいと思います。
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『星のカービィ スターアライズ』ってどんなゲーム?
『星のカービィ スターアライズ』は、Nintendo Switch専用ソフトとして2018年3月16日に発売された横スクロールアクションゲーム。
本作では敵キャラを仲間にして一緒に冒険することができる「フレンズヘルパー」という新要素が登場。最大4人のフレンズたちと協力し、コピー能力アクションとはまた違った冒険が楽しめるのが魅力となっています。
おなじみのコピー能力も健在で、新能力の「アーティスト」や「スパイダー」などを含め、シリーズ最多となる28種類ものコピー能力が使用可能です。
『星のカービィ スターアライズ』をプレイした感想
グラフィックは文句なしに過去最高!
近年の『カービィ』は3DSでの販売が中心でした。『スターアライズ』はNintendo Switchでの発売となり、グラフィック面ではかなり進化しています。
カービィや敵キャラたちの動きも可愛らしく、アクションゲームとしても気持ち良さもバッチリ。
「ゲームに高グラフィックは必要ない!」という論調の人もいますが、やはりアクションゲームにおいてグラフィックは重要だと思います。攻撃を繰り出したときの気持ちよさや、敵をやっつけたときの爽快感は、グラフィックが作り込まれているほど感じられるものです。
カービィの伸びたり縮んだり膨らんだりといった独特の質感は、やはり据え置き機で遊んだほうが楽しめるような気がしますね。これこそがカービィの魅力といった感じ。
「フレンズヘルパー」が良くも悪くも優秀すぎる
『スターアライズ』の目玉要素ともいえる、「フレンズヘルパー」。フレンズハートと呼ばれる攻撃をぶつけることで、道中の敵キャラを仲間にして一緒に冒険することができます。
このフレンズヘルパー、プレイする前までは「協力プレイをうながすための、オマケ程度の要素かなぁ」なんて思っていたのですが、実際にプレイしてみるとこいつが超優秀でした。むしろ優秀すぎるくらい。
各ステージには燃やさないと進めない場所や、電気をつけないと開かない扉などコピー能力を活かさないと進めない箇所がいくつもあり、これまでのシリーズではカービィ(プレイヤー)しかその手の仕掛けは解くことができませんでした。
しかし本作では、フレンズヘルパーの能力でもステージギミックを解けるようになっていて、その仕掛けに適したフレンズがいれば、CPUが勝手に仕掛けを解いてくれるんです。
この"勝手に"というのが厄介で、最初のうちは「おお!こっちが指示しなくても自分で仕掛けを解いてくれるのか!」と感心していたのですが、やっているうちに「どういうギミックか考える間もなくクリアしていた」「そもそもどこに仕掛けがあったのかすら分からなかった(けどクリアしてる)」ということが増えてきました。
ステージギミックを解くのはカービィシリーズの醍醐味のひとつでもあり、その部分をCPUが勝手に解いていっちゃうのは如何ともしがたい・・・。
また、フレンズたちの攻撃も強力で、ボス戦になるとほんとにタコ殴り状態。ぶっちゃけカービィ(プレイヤー)は回避にさえ徹していれば、まず負けることなくボスが死んでいきます。
フレンズヘルパーが本作一番の押しなのはわかりますが、さすがにここまで強いとゲームそのものの面白さを損なっているような気がしますね。
ただ、フレンズヘルパーを使った協力プレイは普通に面白いです。カービィらしい絶妙のわちゃわちゃ感で、友達と一緒に遊ぶのはかなり楽しい。
全体のボリュームは少なめ
『スターアライズ』はゲームボリュームも少なめです。ストーリークリアだけなら10時間程度、100%クリアを目指しても15時間あれば十分にクリアできちゃいます。
『カービィ』はシリーズを通して少なめのボリュームなので今更この部分に目くじらを立てるつもりもないのですが、さすがにフルプライスゲームが10時間ちょっとで終わっちゃうのはさみしいですね。
一応、「ホームラン王」や「きこりきょうそう」といったミニゲームもありますが、やはりオマケ程度。ミニゲームでオフライン対戦も可能ですが、何時間も遊び続けられるようなクオリティではありません。
これまでNintendo Switchで発売されてきた同じく任天堂の看板タイトル『ゼルダの伝説 BotW』や『スーパーマリオ オデッセイ』が大ボリュームだったこともあり、その差が余計に目立ってしまっている感も。
まとめ:恋人や子どもと一緒に遊ぶアクションゲームとしてはおすすめ!
『星のカービィ スターアライズ』は、全体のボリューム不足感やフレンズCPUの強さには文句がありますが、恋人や子どもと一緒に遊ぶアクションゲームとしてはおすすめできます。アクションも派手で分かりやすく、協力プレイはけっこう盛り上がるはず。
難易度も低いので、子どもやアクションが苦手な人がプレイしても詰まることはないでしょう。
ソロプレイでがっつりやるには・・・。うーん。
グラフィックやコピー能力の豊富さはたしかなので、しばらく『カービィ』シリーズから離れていたユーザーは楽しめるかも?
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