2018年1月29日 更新
ついに発売された『モンスターハンター:ワールド』。近年は携帯ゲーム機での発売が続いていたので、久しぶりの据え置き機での発売となり、ファンの期待も高まっていました。
昨年の冬頃からベータテスト版も配信され、そのクオリティの高さから発売直前まで盛り上がり続けてきた『モンハンワールド』
僕も発売日に購入し、プレイ時間15時間程度、ハンターランク7まで進めました。
今回は『モンスターハンター:ワールド』をプレイした感想についてお伝えしたいと思います。
- 『モンスターハンター:ワールド』ってどんなゲーム?
- 『モンスターハンター:ワールド』の良い点、面白いところ
- 『モンスターハンター:ワールド』の残念な点、イマイチなところ
- まとめ:モンハン好きなら間違いなく満足できる神ゲー!
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『モンスターハンター:ワールド』ってどんなゲーム?
シームレスマップ、導蟲、スリンガーetc...シリーズ初の要素が詰まった新生モンハン!
『モンスターハンター:ワールド』は、2018年1月26日にPS4用ソフトとして発売されたハンティングアクションゲーム。
本作ではシリーズ初のシームレスマップを採用。すべてのエリアをロードなしで移動することができるようになりました。地形もより複雑になっていて、これまで以上にリアルな狩猟生活を体験できます。
そのほかにも、「導蟲(しるべむし)」によるモンスターの追跡・生態調査システムや、さまざまな弾を発射して攻撃したり、ロープ移動ができる「スリンガー」など、新要素が盛りだくさん。
ハンティングアクションの面白さはそのままに、グラフィックスの進化や新要素の追加で生まれ変わった"新生モンハン"ともいえる作品です。
『モンスターハンター:ワールド』の良い点、面白いところ
より立体的に、より複雑になったシームレスマップ
『モンハンワールド』最大の進化点ともいえる、ロード時間なしで全エリアを移動できるシームレスマップ。
採集ポイントが大幅に増えていたり、階層が分かれていて上下にも移動できるようになっていたりと、ひとつひとつのエリアが複雑化していて、あちこち探索するだけでも楽しいマップになっています。
思わぬところに通れる穴があったり、登れるポイントがあったりするので、マップを見ただけでは分からない発見があるのもいい。
一度や二度探索しただけではすべてを回りきることはできないくらい広く、「自分の足で開拓していく感」があるのがいいですね。
PS4になってグラフィックスも進化しているのが嬉しい。木々や花、川の流れや泥地といったテクスチャーひとつひとつが精彩。グラフィックスだけで言ったら、間違いなく過去最高のクオリティです。
過去シリーズに比べると圧倒的にマップが広いのですが、移動がめんどくさいくないのも高ポイント。
スリンガーを使ってターザンのようにロープ移動したり、翼竜に捕まって移動したり、キャンプ地をファストトラベルで飛んだりと、自在に移動できます。
モンスターの生態もよりリアルになっていて、小型モンスターを捕食してる奴がいたり、大型モンスター同士で縄張り争いしたりと、生態系を感じさせる行動をとるようになりました。
ツタの罠やシビレガスガエル、土石流などなど・・・環境を利用した立ち回りが楽しい!
『モンハンワールド』ではマップのいたるところにステージギミックがあり、それを使うことによって狩猟を有利に進めることができます。
これまでのシリーズでも、ディアブロスの突進を壁に突き刺して動けなくしたり、ティガレックスをは柱にぶつけてひるませたりといったことが可能でしたが、今作ではそういったギミックがさらに進化しています。
ステージギミックの一部をざっと挙げると、
- ツタが成っている木を倒すと、モンスターを拘束するツタ罠を展開
- ツタが絡まってできた地盤の緩いところで戦うと、モンスターが落とし穴状態になる
- シビレガスガエルを倒して発生するガスにモンスターをおびき出すと、シビレ状態になる
- 壊れる岩柱にモンスターを突進させるとダウン状態になる
- 川をせき止められている木を破壊すると、大量の水が流れてきてモンスターを落下させ大ダメージ
などなど、フィールドのあちこちに利用できる"天然の罠"が存在し、状況に合わせてそれらを活用しながら戦うのが面白いですね。
手持ちのアイテムや罠を活用する以外にも、「いかに上手く環境を利用するか」によって狩猟スピードが格段に違ってきます。
遊んでいるうちに「え、これも使えるの?」「これも壊せるの?!」と新たなギミックをどんどん発見できるのも楽しい。
攻撃に移動に大活躍!新システム「スリンガー」のおかげでさらに自由度の高まったアクション
「スリンガー」はハンターの腕に装着されたボウガンのようなアイテムで、閃光弾やツブテ石を発射したり、ロープを射出してターザン移動したりといったことが可能。
L2を押せばいつでも構えることができ、自由に狙いを定めて発射することができます。
「ステージギミックを破壊する」「モンスターを攻撃してひるませる」など汎用性が高く、活躍の場面も多いスリンガー。
近接武器を使っていても、飛翔しているモンスターを撃ち落とすことができるので、アクションや立ち回りの幅がさらに広がりました。
従来の閃光玉や音爆弾、石ころなども、本作ではすべてスリンガーで発射します。過去作よりも細かく狙いをつけられるようになり、投擲ミスが減ったのも嬉しいですね。
僕はまだまだ使いこなせていませんが、やり込めばいろんなことができそうな新システムです。
操作性やシステム面が改善され、全体的に遊びやすくなっている!
『モンハンワールド』は新システムや新モンスターといった派手な要素も魅力なのですが、僕がなによりも嬉しかったのは、システム面の細かな調整です。
過去シリーズから変更された主な点は以下の通り。
- 敵モンスターへのダメージ値が表示される
- 砥石の使用制限がなくなり、固定アイテムとして常に装備
- 防具は剣士/ガンナーで統一に
- アイテムの自動調合が設定可能
- 調合確率廃止。調合書もなくなった
- アイテム、弾/ビン、素材でポーチが分かれるようになった
- アイテムをショートカット登録可能 etc...
細かい変更点まで挙げればキリがありませんが、僕がプレイしていて快適だと思った変更点はこんなところ。
最も大きい変更点は、ダメージ表示されるようになったことでしょう。
ダメージ数値はもちろん、弱点部位を攻撃すると数値の色が変わるので、有効打かどうかが一目でわかるようになりました(今までもダメージエフェクトでわかっていましたが・・・)。
過去作ではダメージ効率を知るには攻略サイトやwikiを見るしかなかったのですが、本作ではだれでもカンタンに武器ごと、攻撃ごとのダメージ値がわかるようになったのは嬉しいですね。
「ダメージが表示されるなんてモンハンじゃない!」という人は、オプションからダメージ値を非表示にすることも可能です。このあたりの細やかな配慮は、さすがといったところでしょう。
あとは、アイテムの自動調合も嬉しいですね。これはポーチに入った素材を自動で調合アイテムに変えてくれるシステムで、たとえば回復薬の自動調合をONにしておけば、薬草が手に入るたびに自動で「回復薬」に調合してくれるというもの。
調合の手間が省けるようになったので、いちいちアイテムBOXを開かなくても勝手にアイテムを作ってくれます。
『モンハンワールド』ではこれまで作業的に「かったるい」と感じていた部分が省略されるようになり、さらに快適に遊べるようになりました。 こういう改善点は素晴らしい。
『モンスターハンター:ワールド』の残念な点、イマイチなところ
サーバーエラーが起きてオンラインマルチプレイができないことがある
『モンハンワールド』の一番の楽しみともいえるオンラインマルチプレイ。しかし残念ながら、プレイ人口が多すぎてサーバーに負荷がかかっているのか、ちょくちょくサーバーエラーが起きてしまうことがあります。
"PlayStation Network"障害発生のご案内
— モンスターハンター:ワールド公式 (@MH_official_JP) 2018年1月26日
ただいま『モンスターハンター:ワールド』において、マルチプレイをご利用いただけない場合がございます。
調査及び復旧作業を行っておりますので、いましばらくお待ちいただきますよう宜しくお願い申し上げます。
詳細はこちら⇒https://t.co/fhtLFGsZHY
ただいま、『モンスターハンター:ワールド』において、サーバーが込み合っており、オンラインマルチプレイでのマッチングがしづらい状況となっております。随時対応を行っておりますので、繋がらない方は時間をおいて再度お試しくださいますよう宜しくお願い致します。#モンハンワールド
— モンスターハンター:ワールド公式 (@MH_official_JP) 2018年1月27日
これは『モンハンワールド』側だけでなくPSNの問題でもあるので、一概にメーカーの責任ともいえないのですが、さすがに発売してから毎日のようにサーバーエラーが起きる状態は勘弁してほしい・・・。
発売日が26日の金曜日で、そこから週末の二連休を挟んだのでかなりのプレイヤーが押し寄せてしまったのかもしれませんね。
運営もこの状況を把握し対応してくれているので、しばらくすれば落ち着くかもしれませんが、現状はサーバーエラーがちょくちょく起きるゲームです。
オープンワールド的なゲームを期待しちゃダメ
"シームレスマップ"と聞くと、見渡す限りのフィールドをどこまでも移動できるようなオープンワールド的なゲームを期待する人もいるかもしれませんが、そういった類のゲームではないので注意が必要です。
マップのなかは自由に移動できるのですが、ひとつひとつのフィールドは独立しているので、直接行き来することはできません。
「拠点からクエストを受ける→フィールドに移動する」という流れは過去作と変わらず、良くも悪くも"モンハンらしさ"が残っています。
『ホライゾン ゼロ ドーン』みたいなオープンワールドの狩りゲーではないので、そういうものを期待している人は見送った方がいいでしょう。
まとめ:モンハン好きなら間違いなく満足できる神ゲー!
『モンスターハンター:ワールド』はより精彩になったグラフィックス、複雑化したフィールド、遊びやすくなったシステム面など、過去作のいいところを残しつつ正統進化したタイトルだと思います。
モンハン好きなら間違いなく楽しめるはずなので、「モンハンはPSPのころハマったけど、最近やってないなぁ・・・」という、しばらく離れていた過去作プレイヤーにおすすめしたいタイトルですね!
また、『モンスターハンター:ワールド』をフレンドと一緒に遊ぶときは、ボイスチャットがあると便利です。
ソニー公式ヘッドセットである『プレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセット』は、7.1chのバーチャルサラウンドに対応していて、よりリアルな環境音で楽しむことが可能。
マイクの性能もいいので、ボイスチャットしながら遊ぶならこちらがおすすめです。
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