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『チョコボの不思議なダンジョン エブリバディ!』評価・感想・レビュー!

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"1000回遊べるRPG"と銘打たれた「不思議のダンジョン」シリーズ。『風来のシレン』や『トルネコの大冒険』などがメジャーですが、その中の派生作品として『ファイナルファンタジー』シリーズに登場するチョコボを主人公にした『チョコボの不思議なダンジョン』があります。

 

2019年3月22日、シリーズ約10年ぶりとなる新作『チョコボの不思議なダンジョン エブリバディ!』がPS4/Switch用ソフトとして発売されました。

 

 

僕自身、『チョコボの~』シリーズは、PS1で発売された第一作目しかプレイしたことがないものの、『風来のシレン』や『トルネコの大冒険』などは大好きな作品です。

 

ココ最近はめっきり新作発売のペースが落ちてしまい残念に思っていたので、今回の新作はかなり楽しみにしていました。

 

この記事では、『チョコボの不思議なダンジョン エブリバディ!』をプレイした感想についてお伝えいたします。 

 

 

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『チョコボの不思議なダンジョン エブリバディ!』ってどんなゲーム?

 

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『チョコボの不思議なダンジョン エブリバディ!』は、2007年にWii用ソフトとして発売された『チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮』をベースにして、新要素を加えた作品です。

 

タイトルだけ見ると分かりづらいのですが、ぶっちゃけ"Wii版のリマスター"的な立ち位置なので、完全新作ではありません(この辺の情報が分かりづらいせいで、レビューが荒れてしまっている模様…)。

 

武器や防具を強化して潜るたびに変化するダンジョンを攻略する面白さに加え、職業を変えることでステータスやアビリティが変化する「ジョブシステム」や、敵キャラクターを仲間にできる新要素「バディシステム」といった『エブリバディ!』ならではの要素も追加されています。 

 

『チョコボの不思議なダンジョン エブリバディ!』を遊んでみた感想

シンプルで面白い!全体的な難易度も低めなので、初心者でもサクサク遊べる

 

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『チョコボの不思議なダンジョン エブリバディ!』は、他の『不思議なダンジョン』シリーズに比べてかなりシンプルなゲーム性となっています。

 

たとえば、『風来のシレン』であれば杖や巻き物といったアイテムをいかにして上手く使うかが攻略のコツですが、『エブリバディ!』ではそれらのアイテムが排除されています。

 

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要素が少ないぶん全体的な難易度も低く、サクサクと遊べるようなゲームに。

 

この"サクサク感"はハードなゲーム性を求めるユーザーからは不評なようですが、僕としてはこの手軽に遊べる感じが心地良いです(同時期に発売された『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』の鬼難易度でけちょんけちょんにされているので…)

 

また、ダンジョンを抜けてもレベルが保持されたり、死んでも装備している武器や防具はロストしないという救済措置があるのも、低難易度の理由ですね。

 

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ゴリゴリの『不思議のダンジョン』ファンからするとヌルいゲームかもしれませんが、初心者やシリーズ未プレイの人でも遊びやすいのは良いと思います。

  

『不思議なダンジョン』シリーズはどうしても敷居が高いイメージがあると思うので、そうした理由から今まで避けてきた人にこそ遊んでもらいたゲームです。

 

バディシステムにより、いろんな敵キャラクターを仲間にできる!

 

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本作からの新要素である「バディシステム」。敵を倒して「バディポイント(BP)」を集めると仲間にでき、ダンジョンに連れて行けるようになります。

 

ザコ敵だけでなく、イフリートやリヴァイアサンといった強力なボス敵もバディにできるのが面白いですね。

 

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バディはそれぞれにステータスや属性、アビリティが異なるので、ダンジョンによって連れて行くバディを考えながら遊べるのが楽しいです。

 

アビリティの発動タイミングは自分で指示できますが、それ以外の移動や攻撃といった行動はバディが勝手にやってくれるので、一緒に連れて行っても手間がかからない点もストレスフリーで◎。

 

「ジョブシステム」でやりこみ要素や戦略性が大幅アップ!

 

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職業を変えることでチョコボ自身の特性が変わる「ジョブシステム」は、ほかの『不思議のダンジョン』シリーズにはないチョコボならではの要素です。

 

「騎士」や「赤魔道士」「シーフ」「魔獣使い」などジョブは全部で14種類あり、それぞれにステータスや発動できるアビリティが異なります。

 

「騎士は近接攻撃系」「黒魔道士は属性魔法」「忍者は移動魔法&状態異常」などジョブごとに"色"があるため、潜るダンジョンやボスに応じてどのジョブで行くかアレコレ考えるのも面白い。

 

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また、通常のレベルのほかに、ジョブごとにもレベルが設定されているので、やりこみ要素も十分です。

 

ジョブレベルを上げると使えるアビリティがどんどん増えていくため、お気に入りのジョブをガッツリ育てたり、まんべんなくいろんなジョブを育ててみたりと自分ならではの育成パターンが作れるのも良い。

 

グラフィックやロード時間の長さなど、ところどころ粗が目立つ

 

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基本的にはシンプルで遊びやすいゲームとなっていますが、ところどころ作りの粗さが目立つ点もあります。

 

まずグラフィック。Wii版のリマスター的な立ち位置ということもあり、ほかのPS4ソフトと比べると明らかにグラフィックは劣ります。例えるなら、Vita版のソフトをPS4に移植したときのような画質感です。

 

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もともと『不思議なダンジョン』シリーズはグラフィック重視のゲームではないため僕はそれほど気になりませんが、この安っぽいグラフィックの時点で受け付けないという人もいるでしょう。

 

また、ダンジョンに入ったときや、街を移動したときに差し込まれるロード時間の長さも若干ストレスです。

 

極端にロード時間が長いわけではないのですが、このレベルのグラフィックやボリュームであれば、もうすこしサクサク読み込んでほしいところ。

 

とにかくチョコボがかわいい!

 

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『チョコボの不思議なダンジョン エブリバディ!』最大の魅力は、なんといってもチョコボの可愛さだと思います。とにかくチョコボが可愛い

 

イベントシーンでの表情豊かなチョコボが可愛いのはもちろん、ミニゲームである魚釣りのモーションがやけに凝っていたり、ブランコに乗ってただ揺れるだけのアクションがあったりと、"チョコボ萌え"の要素がふんだんに盛り込まれています。

 

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僕はチョコボというキャラクターが大好きなので、可愛いらしいチョコボが見られるだけでけっこう満足だったり。

 

"チョコボ萌えゲー"としても、かなりおすすめできる作品です。 

 

まとめ:『不思議なダンジョン』シリーズ初心者におすすめの作品!

 

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『チョコボの不思議なダンジョン エブリバディ!』は、コアな『不思議なダンジョン』シリーズファンからは不評なようですが、僕自身はこれくらい軽めのゲームがあってもいいと思っています。

 

「敷居が高くて今まで遊んだことがない」「ローグライク系ゲームは苦手」という人でも遊びやすい難易度となっているので、初心者にこそおすすめしたい作品です。

 

『ファイナルファンタジー』シリーズでおなじみの曲や効果音が使われていたりもするので、FFファンにもおすすめ。

 

定価も5,000円以下と安く、PS4&Switchの両ハードから出ているので、遊ぶまでの敷居はかなり低いと思います。

 

気になる方は、ぜひプレイしてみてください。

 

 

 

 

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