(出典:https://twitter.com/ueda_keita)
みなさんは『真顔日記』というブログをご存知でしょうか?
はてなブログにて上田啓太氏が運営されている雑記ブログで、これがめちゃくちゃ面白いんです。記事を読みながら声を出して笑ったのはこれが初めて。
今まで他の人のブログについて言及することはなかったのですが、あまりにも衝撃を受けてしまったので「今回ばかりは紹介しなければ・・・」と思い、この記事を書きました。
今回は僕がその文才に嫉妬した雑記ブログ『真顔日記』の「ここがすごい!」というポイントと、おすすめの記事についてご紹介したいと思います。
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『真顔日記』のここがすごい!
コントのようなストーリー
「雑記ブログなのにストーリーとはこれ如何に」という感じですが、『真顔日記』はよくできたコントを見ているような構成になっているんです。
たとえばこれ。
ネコ好きを自認している筆者の上田氏が、同居している女性の圧倒的なネコ好きっぷりを目の当たりにするという話を、タイトルのように「B'zの稲葉さんと同居しても歌が上手いと言えるのか?」に例えて考察している記事。
まず「"自称"歌が上手い男」が稲葉さんと同居したら?という発想がすごい。設定としては完全にコントのそれです。
一緒に暮らす稲葉さんが日常のあらゆる場面で歌唱力を披露し、それを聴かされ続け自信をなくしていく自称歌うま男。
ところどころ決めポーズをとる稲葉さんとか、寝言の「ソウッ」すら完璧な腹式呼吸で発する稲葉さんとか面白すぎます。
この脚本で芸人さんがコント化してほしい。
登場人物の描写が魅力的
上田氏の文才を裏付けている一因として、「魅力的な登場人物の描写」があります。
先にあげた稲葉さんの記事もそうですが、同居している女性、一緒に暮らしている猫、パン屋のおばさん、スラムダンクの深津を褒めるおじさんなど、『真顔日記』にはいろんな人物が描かれています。
実在の人物、架空の人物問わず、そのどれもが活き活きとした描写で描かれているんです。
日常のほっこりとした話もぶっとんだ仮定の話も、キャラクターが魅力的に描かれているのでスラスラと読めてしまう。
ただ単に分かりやすい文章、面白い文章を書くブロガーさんはたくさんいますが、こういったキャラクター描写まで魅力的な人はそうはいません。
笑いを誘うテーマ選び
『真顔日記』はテーマ選びも秀逸です。普通の人なら気にも留めないような日常の出来事を、笑いを誘うひとつの記事にまで昇華させています。
『味噌カツで狂乱する女』や『ハーゲンダッツは登山である』など、「そんなことをテーマにここまで面白い記事が書けるのか」と、同じブロガーとして尊敬するばかり。
上田氏の文章を読んでいると、「この人は僕なんかとはモノの見方、捉え方が全然違うんだな」と感じます。
素晴らしい観察力と思考力から生まれたテーマ選びは、僕も見習いたいところです。
『真顔日記』おすすめの記事はこれだ!
『真顔日記』のすごさを存分に語ったところで、ここからは僕が読んで「これは面白い!」と感じたおすすめの記事をご紹介いたします。
B'zの稲葉と同居しても自分は歌がうまいと思えるか?
先ほども紹介した記事。僕自身、稲葉さんが大好きなので「こんなの稲葉さんじゃない!」と思いながらゲラゲラ笑っちゃいました。
セブンイレブンを想いながらファミリーマートに抱かれる
『真顔日記』でもっとも多くのはてなブックマークを獲得したのがこれ。コンビニと筆者の関係を男女にたとえた、青年コミックのラブストーリーのような内容。
女は野球ネタが分からない?
同居している女性との野球についての会話から生まれた記事。「ジャミロクワイ」が猛烈ツボに入ってしまいました。
美容師が悟りをひらくとどうなるか?
読後、「なんだこれ・・・」と呆然としてしまった記事。ちょっと不思議なショートショートを読んだ感覚に陥りました。
まとめ
まだまだおすすめの記事はありますが、これ以上書くと際限がなくなるので今回はこの辺で。
褒めすぎてステマ臭くなってしまいましたが、上田氏と一切繋がりはないので僕に利益はないです。むしろ知り合いたい。
あまりにその文章に惚れ込んでしまい、気持ち悪いぐらいべた褒めな記事になってしまいました。
気になった方は、ぜひ『真顔日記』を読んでみてください。
そして僕のブログもよろしくお願いします。
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