2016年11月22日、待ちに待ったジージェネシリーズ最新作『SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス』が発売されました。
前作の『オーバーワールド』から約4年ぶりの完全新作ということで僕の期待も相当高まっており、発売日にPS4版を即購入。
まだクリアはできていませんがあまりにテンションが上がってしまったので、現時点での感想や評価について書いていきたいと思います。
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『SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス』ってどんなゲーム?
歴代ガンダムシリーズのキャラや機体が登場する王道シミュレーションゲーム!
(出典:https://www.jp.playstation.com/)
「ジージェネシリーズ」はガンダム作品に登場するモビルスーツやキャラクターたちで編成された部隊を操り敵を倒していく、大人気シミュレーションゲームです。
倒した敵機体を捕獲して自分の部隊に加えたり、機体をレベルアップさせてさらに強力な機体を開発することで部隊をどんどん強化していきます。
(出典:https://www.jp.playstation.com/)
本作では「宇宙世紀100年の歴史を体験」と銘打ち、ガンダムシリーズの中でも「宇宙世紀作品」をフィーチャーしたゲームになっています。
「宇宙世紀作品ってなによ?」という人はこちらの記事をどうぞ。
【初心者向け】「ガンダム」がよくわからない人に知ってほしい5つの話 - 心はいつも悠々自適
シナリオはいわゆる「原作追体験型」で、原作のストーリーを体験しながらステージを進めるもの。
近年の「ジージェネ」はオリジナルストーリーが多かったので、久しぶりの原作シナリオはファンとして嬉しい仕様です。
原作を知っているファンはもちろん、ガンダムをよく知らないという初心者の方でも丁寧にストーリーが追えるので楽しめると思います。
PS4/PS Vita「SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス」シナリオ収録作品紹介映像
演出が一新され、新たな戦闘システムも多数追加!
本作の大きな特徴として、戦闘演出が一新されパワーアップしたことが挙げられます。
機体の攻撃シーンはどれもド派手でよく動き、迫力のあるものに。過去もっとも機体が動く作品ではないでしょうか。
(出典:https://www.jp.playstation.com/)
また、戦艦とモビルスーツの連携により発動する「グループ攻撃」や、乗り物に搭乗することで移動力があがったり地形適正のない機体でも出撃できる「サブフライトシステム」など、戦闘システムも進化しています。
過去作ではマスターユニットしか使えなかった「スキル」が艦長や部隊メンバーのものも使えるようになったのも嬉しい。
そのほかにも「武装効果」の追加など、細かいところを上げればキリがないほど戦闘システムはパワーアップしています。
評価&感想
戦闘は演出、システムもかなり出来がいい!
(出典:https://www.jp.playstation.com/)
戦闘面では演出もシステムも過去作品のなかでトップクラスに良い出来だと思います。
基本システムや今までのシリーズを踏襲しているのですが、前述した「サブフライトシステム」が戦略の幅を大きく広げていて、「乗り物を上手く使えるかどうか」で戦闘のおもしろさが全然違うんです。
また、演出面ではすべてのモビルスーツの動きが一新されたほか、原作に合わせた特定の組み合わせで支援攻撃をすることで発動する特別なムービー、「支援連携演出」もかっこいい。
ただし、キャラのカットインがかなり少なくなってしまったのが残念なところです。
収録機体数が多く、マイナーな機体も使えるのが嬉しい!
本作では収録作品を「宇宙世紀」に絞ったことで、かなりマイナーな機体まで使えるようになっています。
「ジージェネシリーズ」を一通りプレイしてきた僕でも知らない機体がたくさん登場してるのですが、「ギャラリーモード」でその機体の設定がちゃんと説明されているのでけっこう勉強になったり。
総機体数が非常に多いので、「次はどんな機体が開発できるんだろう」とワクワクしながら遊べるのが嬉しいです。誰を乗せるか悩むのも楽しい。
ちなみにYouTubeのバンダイナムコ公式チャンネルにて、収録機体に関するこんなプロモーションムービーが公開されています。
「はたらくマニアックなモビルスーツ」『SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス』プロモーションムービー
昔、NHK教育テレビで放送されていた「はたらくくるま」のオマージュで、歌っているのは原曲歌手の「のこいのこ」さん。
初めて観たときはそのあまりの衝撃度に腹を抱えて笑ってしまいました。
ゲームを買わなくても、このムービーは観る価値があると思います。
人気作の「閃光のハサウェイ」や「サンダーボルト」、「THE ORIGIN」は追加DLC扱いなのがやや残念
収録機体に関して、一部DLC販売されることが決定しています。
現在発表されているのは、「閃光のハサウェイ」や「サンダーボルト」、「THE ORIGIN」など。
僕は基本的にDLC肯定派なのですが、初の"宇宙世紀限定作品"なのだからケチケチせずにこのあたりの作品は収録していてほしかったというのが本音です。
僕が使いたいサンダーボルトは17年2月に配信と、発売日から3ヶ月も先になってしまうのも残念。
まぁ、楽しみが続くと考えれば嬉しいことなのかもしれませんが。
まとめ
久しぶりの「ジージェネ」でしたが、やはり安定して面白い作品でした。
システム面ではかなり成熟しているのでマンネリ化が心配されてきましたが、新システムの導入や戦闘演出の一新、マイナー機体の収録などで息を吹き返した感があります。
今後のシリーズはどのような方向性になるのかは分かりませんが、本作は非常に良い出来だったのでこれを活かして次の作品に繋げてほしいですね。
僕もまだプレイしている最中なので、充実の「ジージェネライフ」を楽しみたいと思います。
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