なぜだか無性に音ゲーがプレイしたくなり、今さらながらPSVitaの『太鼓の達人 Vバージョン』を購入しました。
「太鼓の達人」をプレイするのはPSPの『太鼓の達人ぽ~たぶるDX』以来だったので、約5年ぶり。
ほんとうに久しぶりの「太鼓の達人」でしたが、やはり安定して面白い。「ドン、カッ」のリズムにすっかりハマってしまい、日夜プレイを続けています。
そこで今回は、『太鼓の達人 Vバージョン』がどんなゲームか、また遊んでみた感想や評価などを書いていきたいと思います。
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『太鼓の達人 Vバージョン』ってどんなゲーム?
PSVita初の「太鼓の達人」!
2015年7月9日に発売されたPSVita用ソフトの『太鼓の達人 Vバージョン』。
「Vバージョン」というのはVitaのVから来てるみたいです。Vitaだけに「アナタにビタッ!とハマる」というキャッチコピーもあるそう。こういったダジャレが「太鼓の達人」らしいところですよね。
「アニソン、ボカロ、ゲーム」を前面に押し出した収録曲!
近年の「太鼓の達人」はその傾向が強いのですが、本作ではより一層アニソンやボカロ、ゲームミュージックといったジャンルに特化した収録曲になっています。
アニメだと「紅蓮の弓矢(進撃の巨人)」や「crossing field(ソードアート・オンライン)」、「ideal white(Fate/stay night)」などの人気曲や、いまや音ゲーの定番曲となった「only my railgun(とある科学の超電磁砲)」、「Butter-Fly(デジモンアドベンチャー)」、「君の知らない物語(化物語)」などを収録。
僕個人としては、「BLAZING(ガンダム Gのレコンギスタ)」や「青春サツバツ論(暗殺教室)」が収録されていて嬉しい楽曲でした。
ボカロはあまり聞かないのですが、僕でも知っている「千本桜」や「天ノ弱」といった有名曲を中心に多数収録されています。
ゲームミュージックは「バンダイナムコ」のタイトルに限らず、他社タイトルのものも収録。
もちろん、J-POPやバラエティ楽曲もあります。
詳しくは、公式ホームページにて収録楽曲をチェックしてみてください。
新モード「ドンだークエスト」でRPGのような楽しさも!
今回新たに追加された「ドンだークエスト」。「ノイズ」と呼ばれる敵たちを、演奏バトルで倒していくというRPG的要素の強いモードになっています。
(出典:http://vita.taiko-ch.net/)
クエストを受注しながら物語を進めていくのですが、武器や防具、必殺技やアイテム設定があったりとまさにRPGのようなゲームで、これが意外に面白い。
武器、防具、アイテムの種類は完全に「テイルズオブシリーズ」のソレです。アップルグミなんかも登場します。僕も往年のテイルズファンなので、こういったコラボ要素は嬉しいところ。
(出典:http://vita.taiko-ch.net/)
評価&感想
アニソン、ゲーソン好きにはたまらない!
『太鼓の達人 Vバージョン』は、アニソンやゲーソンが好きな人にはたまらないゲームになっています。
音ゲーの評価を左右する大きな要因として「自分の知っている(好きな)楽曲がどれだけ収録されているか」というのがあるのですが、その点では『太鼓の達人 Vバージョン』は僕にかなり刺さってくれました。
往年の定番曲から比較的最近の楽曲まで多数収録されているので、アニメやゲーム好きなら知っている曲が何曲もあると思います。
トレーニングモードや「真打」搭載で、初心者~上級者まですべてのプレイヤーが楽しめる!
「太鼓の達人」では「やさしい~おに」まで4段階の難易度設定ができるのですが、僕のスキルだと「むずかしい」でフルコンボを狙ったり、「おに」をクリアするのは至難の業。
過去にプレイした「太鼓の達人」だと通常速度の楽曲をひたすら流して練習するしかなかったのですが、本作では「太鼓トレーニング」という練習モードが追加されています。
このモードでは早送りや巻き戻し、速度変更などを自由にできるので苦手な部分を徹底的に練習することが可能です。
また、アーケード版に搭載されているスコアシステム「真打」もプレイ可能。
通常だとコンボをつなげることでスコアボーナスが付くのですが、この「真打」ではそれがなく、「良・可・不可」の判定のみでスコアが決まるモードになっています。
ボーナスがない分、「純粋な自分の腕前」が測れるので、ゲームに慣れてきたらこういったやりこみ要素でさらに上を目指すということができるのが嬉しい。
初心者から上級者まで、すべての人が楽しめるゲームになっていると思います。
「ドンだークエスト」が意外な面白さを発揮!
本作で新たに追加された「ドンだークエスト」。賛否両論あるこのモードですが、僕はけっこう楽しむことができました。
ストーリーは有って無いようなものですが、ゲームシステムとしては非常に面白いと思います。
僕がRPGや作業ゲー好きということもあってか、ポツリポツリとプレイしながらやってないクエストをこなしていく作業が楽しいのです。
演奏を妨害してくる「おじゃま演出」と呼ばれるこのモードならではの要素もあり、いつもの「太鼓の達人」とはちょっと変わった演奏が楽しめるのもいい。
購入する前は「このモードは面白いのか・・・?」と不安でしたが、それを払しょくしてくれる面白さがありました。
DLCによる追加楽曲もあるが、「単品売り」がほとんど無いのがキツイ
シリーズではおなじみとなったDLCでの追加楽曲。DLC商法については否定派も多いと思うのですが、僕自身は「まぁ、最初から入っている曲数がある程度多ければ問題ないかな」と思っています。
しかし、「単品売り」がほとんどないのはいただけません。
今回のDLC追加楽曲については、「人気曲パック」と呼ばれるパック売りのものを購入する仕組みになっています。
この「人気曲パック」、5曲ほど入って500円くらいの価格なのですが、5曲中知っている(プレイしたい)曲が1、2曲しかないんですよね。
なので単品で販売してくれると非常にありがたいのですが、そういった仕組みになっていないのが残念なところです。
「500円ならまぁいいか・・・」って結局買っちゃったのですが。まんまと乗せられてる感・・・。
(出典:http://vita.taiko-ch.net/)
まとめ
久しぶりに購入した「太鼓の達人」でしたが、全体としては非常に面白いゲームだと思います。シリーズファンはもちろん、初心者でも楽しめるつくりになっているかと。
「Vitaで音ゲーがやりたい!」と思ったら、まずはこれを購入して間違いはないでしょう。 誰でも上達できるような仕組みがしっかりと用意されているので、飽きずにプレイできるはずです。
僕ももっと練習して上手くならなきゃ。