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声優の「専門学校」と「養成所」の違いって?メリット・デメリットについて解説

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2018年1月30日 更新

 

昨今、人気が高まっている声優業界。

 

昔よりも声優さんたちの露出が増え、ニュース番組やバラエティー番組などに顔出しで出演することも多くなってきました。

 

声優さんの知名度が高まったことで、「僕も、私も将来声優になりたい!」という人が増えてきたと思います。

 

実を言うと、僕自身も声優になりたいと考えていた時期がありました。

 

声優になるためにはいくつかのルートがありますが、メジャーな方法としては「専門学校や養成所に通う」というものでしょう。

 

しかし、それぞれの違いについては意外と知られていないのではないでしょうか?

 

そこで今回は、声優の「専門学校」と「養成所」の違いやそれぞれのメリット・デメリットなどについてお話ししたいと思います。

 

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声優の「専門学校」って?

 

「全日制」の所が多く、認可校であれば「専門卒」の学歴として認められる

 

声優の専門学校では、授業時間が長い「全日制」のところがほとんどです。

 

また、「2年制」の所が多く学べる期間も長いので、基礎からみっちりと技術を身につけることができます。

 

そして、認可校であれば卒業時に「専門学校卒」の学歴が認められます。

 

養成所はただの訓練機関であるため、修了しても学歴にはなりません。

 

また、正式な専門学校として認められていない無認可校の場合も、学歴としては認められないので注意が必要です。

 

声優やマンガ家などアニメ系の専門学校は無認可校であることも多いため、この辺はしっかりと調べてから入学する必要があります。

 

簡単な見分け方としては、学校名の後ろに「○○専門学校」と付いていればほぼ確実に認可校です。「○○学院」や「○○アカデミー」のような所だと無認可校の可能性が高いので注意しましょう。

 

認可校であれ無認可校であれ、「声優としてのスキルを身に着ける」ことや、「デビューのチャンス」にほとんど差はないため、自分に合った学校を見つけるのがいいと思います。

 

学祭、アフレコライブなど年間行事がある

 

普通の専門学校のように、学祭などの年間行事があるところも多いです。

 

また、アフレコライブやダンスコンテストなど、声優の専門学校ならではのイベントが用意されているところも見受けられます。

 

日々のレッスンだけでなく、そういったイベントに向けての練習などもあるので、声優のスキルを身につけつつ学生らしい和気あいあいとした雰囲気が楽しめるかもしれません。

 

他の学科とのコラボ企画がある場合も多く、アニメーター科と一緒にアニメを作ったりする学校もあります。

 

学費が比較的高く、経済的負担は大きい

 

専門学校は養成所に比べると学費が高いという特徴もあります。

 

授業時間が長く、学校運営の経費も必然的に高くなるのでこの辺は仕方ありません。

 

学校によって金額はまちまちですが、だいたい年間100~150万円ほどの授業料がかかります。それに加えて、入学金などのお金も必要です。 

 

学費サポートや奨学金を利用できるところもあるので、入学したい学校でそういった制度が使えるかなどもよくチェックしてください。

 

定員数が多く、入学オーディションなども無いため入学しやすい

 

専門学校は養成所よりも定員数が多いという特徴もあります。 

 

多いところだと一クラス30~40人ほどいて、それが5クラスや6クラスあったりするので、その年度だけで200人以上の定員があるところも。 

 

「定員がいっぱいで入れない」ということがほとんどないので、入学できるかどうかの心配はありません。

 

また、養成所では「入所オーディション」がある場合もありますが、専門学校にはありません。

 

入学のしやすさという点では、専門学校に軍配があがります。

 

声優の「養成所」って?

 

授業時間は短いが、より実践的なことが学べる

 

養成所は週2、3回のレッスンのところが多く、授業時間は専門学校に比べると短いです。 期間も半年~一年程度と短いのも特徴。

 

そのかわり、仕事や大学などの学業と両立しながら通うこともできるので、「声優一本で行くのはリスクがある」と考えている人には向いていると思います。 

 

また、養成所はより実践的なことを教えている所も多いです。良く言えば無駄がなく、悪く言えば遊びがないとも言えます。 

 

専門学校よりも"ガツガツ"しているので、実力主義的な場所が好きな人にはおすすめできるでしょう。 

 

声優プロダクションが母体となっているので、デビューのチャンスが多い 

 

声優の養成所は、プロダクションが経営しているところがほとんどです。『青二プロダクション』なら青二塾、『81プロデュース』なら81アクターズスタジオなどですね。

 

プロダクションが直接かかわっていることで、実力がある人たちにはオーディションなどの声がかかることが多く、必然的にデビューのチャンスも増えます。入所中のデビューは養成所の方が多いでしょう。

 

もちろん専門学校でもデビューのチャンスはありますが、専門学校は「2年間みっちりと学んだ成果を卒業時に声優プロダクションに見てもらう」という傾向が強いです。

 

なので、「入所中からバリバリ挑戦していきたい!」という場合は養成所のほうがいいと思います。

 

「専門学校」と「養成所」のメリット・デメリットまとめ

 

以上を踏まえて、声優の「専門学校」と「養成所」のメリット・デメリットをまとめると以下のようになります。

 

「専門学校」のメリット・デメリット

 

【メリット】

  • 授業時間が長いので、基礎からみっちりと学べる
  • 認可校であれば「専門卒」の学歴が認められる
  • 学祭などのイベントが多い
  • 定員が多く入学しやすい

  

【デメリット】

  • 仕事や学業との両立は難しい
  • 学費が高い

 

 「養成所」のメリット・デメリット

 

 【メリット】

  • 仕事や学業との両立がしやすい
  • 実力主義的な傾向が強く、能力があればデビューのチャンスが多い
  • 学費が安い

 

 【デメリット】

  •  授業時間が短く、ある程度の基礎能力が必要
  •  入所オーディションがあり、入学が困難な場合もある
  •  学歴としては認められない

 

まとめ 

 

声優の専門学校、養成所はどちらも一長一短です。万人に「こっちの方がいい!」と勧められるものではありません。

 

今の自分の実力や経済的状況、仕事や学業との両立など様々な要素を考えて、どちらを選ぶか決めてください。

 

また、同じ専門学校や養成所でも各所にいろんな違いや特徴がありますので、説明したメリット・デメリットが必ずしも当てはまるとは限りません。しっかりと下調べをして考えてみてください。

 

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