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『ダンジョン飯』がおもしろい!「RPG×料理」のファンタジー作品!

宝島社が発表する『このマンガがすごい 2016』で第1位をとった、『ダンジョン飯』を読みました。
 
 
以前から話題になっていて気になっていた作品。結論から言うと、この漫画めちゃくちゃ面白いです。
 
そこで今回は、人気漫画『ダンジョン飯』がどんな話なのか、そして面白いポイントはどこなのかなどをご紹介いたします。
 

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「RPG×料理」のファンタジー作品!

 
  
『ダンジョン飯』のあらすじはこんな感じです。
 

ある日、かつて滅びたはずの黄金の国の王と名乗る男が現れた。彼は現在城を支配する“狂乱の魔術師”を倒した者に国の全てを与えると告げ、塵となり消えていった。

その地下ダンジョンに挑む冒険者ライオスが率いるパーティは、ダンジョンの下層でレッドドラゴンと対決する。装備に不備はなく勝てるはずの戦いだったが、疲労と空腹からパーティは壊滅状態に。すんでのところで彼の妹・ファリンの魔法により一行はダンジョンから脱出するが、彼女自身はドラゴンに喰われてしまう。 

一刻も早くファリンを救出しようにも装備や資金をダンジョン内で失い、残ったメンバーも半数が離脱する憂き目に。そこでライオスは「ダンジョンの中で自給自足する」ことを前提に、ダンジョンへの即時再突入を決意する。

最初は魔物の調理に手間取る一行だったが、そこへ魔物食を研究するドワーフ・センシが加入。パーティに心強いシェフを仲間に迎え、ファリン救出のために、レッドドラゴンを食べるために、一行はダンジョン飯を食べながら下層を目指す。

 

『ダンジョン飯』はその名の通り、主人公たちがダンジョンに巣食う魔物たちと戦い、倒した敵を「その場で料理して食べちゃおう」っていうお話。
 
一見すると「なんじゃそりゃ!?」という感じの設定ですが、この不思議な組み合わせがとんでもなく面白いのです。
 

『ダンジョン飯』のここがおもしろい!

 

それぞれの魔物の設定が細かく、ゲーム好きの心をくすぐる!

 

『ダンジョン飯』には「歩きキノコ」や「大さそり」、「スライム」といった魔物が多数登場するのですが、そのどれも設定が細かく、しっかりと作りこまれているのです。
 
たとえば「スライムは人間でいうところの胃がひっくり返っていて、消化液が身体を包んでいる」とか、「人喰い植物には動物を絞め殺して自ら堆肥を作るタイプと捕まえた生物の皮膚に種を植え付けるタイプがいる」など、それぞれの魔物の生態がちゃんと描写されています。
 
登場する魔物の設定がしっかりと作りこまれているおかげで、ファンタジー作品ながらもどこかリアリティを感じさせるのです。
 
そうやって世界観が構築されているおかげで、僕のようなゲーム好きの人間はそれだけで面白く読めてしまいます
 
 

登場する調理法は現実的で、「料理マンガ」としても楽しめる!

  
魔物や世界観はファンタジーでも、調理法は理にかなっていて、「料理マンガ」としてもおもしろいのがこの作品のすごいところ。
 
作中には焼き・煮物・汁物・揚げ物・生食などさまざまな食べ方が登場するのですが、その調理法の描写もしっかりとされています。
 
臭みの強いバジリスクの肉を薬草(香草)詰めをしてローストする回があるのですが、読んでいて「なるほど!こうすればいいのか!」と思わず感心してしまいました。
 
そのほかにも、毎回登場するレシピや料理の描写が本当によく作りこまれているのです。完成した料理には"栄養素"も記載しているなど芸が細かい。
 
そしてなにより、できあがった料理が本当に美味しそ
 
 

まとめ

 
『ダンジョン飯』は「ゲーム好き」にも「食べるのが好きな人、料理好き」にもおすすめできる漫画です。
 
もし「ゲーム」か「料理」 のどちらかが好きならば、絶対にハマると思うのでぜひ読んでいただきたいと思います。
 
 
 

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