近年、アメコミヒーローは実写映画化の影響で日本でもその人気は目覚ましいものがあります。
スーパーマンやバットマン、キャプテンアメリカやアイアンマンなどさまざまなヒーローが存在していますが、『その中で最強のヒーローは誰か?』ということが気になったことはありませんか?
今回は、『その中で最強のヒーローは誰か?』ということを考察したいと思います。
※紹介するキャラクターはヒーローに限り、ヴィラン(悪役)は含まないものとします。
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スーパーマン
言わずと知れたスーパーヒーロー。すべてのアメコミヒーロー達の元祖ともいえます。
見た目は普通の人間のようですが、その正体は地球より遥かに高度な文明を持っているクリプトン人。その能力も人間とは比べ物になりません。
80万トンの物体も持ち上げる怪力と最高時速800万kmで空を飛ぶ能力。その体はフォースフィールドで守られているため核爆発にも耐えられます。
さらに驚異的な動体視力、望遠、透視、赤外線、X線などで見通せる視覚も備えています。空気を肺で圧縮することで吐息で物体を凍らせたり、宇宙空間で活動することも可能です。
ただしスーパーマンにも弱点があります。クリプトナイトと呼ばれるクリプトン星に存在する鉱物の光を浴びると力を失って普通の人間並みの能力になってしまうのです。
怪力と耐久力で言ったら全ヒーローの中でもトップクラスでしょう。しかし敵がクリプトナイトを持っているとあっさりやられてしまうので最強というには危ういかも知れません。
ゴーストライダー
2007年にニコラス・ケイジ主演で映画が公開されたゴーストライダー。
元々は普通の人間でしたが養父を助けるために悪魔と契約し、その結果悪魔ザラゾスに憑りつかれてしまいます。
見た目は骸骨で頭は炎に包まれており、「ヘルバイク」という愛車に乗っています。「復讐の精霊」と呼ばれていて、その役目を果たすために無情なまでに悪党どもを地獄へ突き落していくのです。
見た目とは裏腹にとんでもない怪力を持ち、その力はハルクをも圧倒したほど。銃やナイフなどの攻撃は皮膚をに触れると溶けてしまうので全く効きません。
そのままでも十分に最強クラスのキャラクターなのですが、彼にはさらに「ペナンス・ステア(贖罪の目)」と呼ばれる能力があります。
彼の眼を覗き込んだ相手に「自分がかつて犯した罪と他人に与えた苦痛のすべてが降りかかる」というもので、その能力は魂のあるあらゆるキャラクターに通用します。
目を見ただけでゴーストライダーに勝てるものはほとんどいなくなるので、最強クラスのキャラクターと言えるでしょう。
シルバーサーファー
「ファンタスティック・フォー」に登場するキャラクターで、その正体は高度に発達した科学文明を持った惑星ゼン・ラ出身の天文学者。
宇宙魔神「ギャラクタス」という宇宙をつかさどる神に「コズミックパワー」を与えられたことをきっかけに能力を得ます。
全身がメタリックシルバーの流動物質で覆われているため宇宙空間での活動が可能で、食事や呼吸も必要としません。
100tの物を持ち上げる怪力を持ち、マッハ10で飛行することもできます。
その能力は「宇宙に満ちるありとあらゆる物質を分子レベルまで分解し、エネルギー化する」というもので、 両手から放つコズミックブラストは小惑星すら破壊する威力を誇ります。
スーパーマンほどではないですが、かなり高い能力を持っていると思います。
ジーン・グレイ(フェニックス)
「X-MEN」に登場するキャラクター。今回の記事で紹介する中では唯一の女性キャラクターになります。
ジーン・グレイは「X-MEN」の初期メンバーで、テレキネシスやテレパシーなどの能力を使います。
ジーンにはその体の中に「フェニックス」というもうひとつの人格を宿しています。フェニックス・フォースという宇宙の超エネルギー生命体で、その力でジーンは覚醒していきます。
素粒子レベルで物質を変換、生身で宇宙を飛行、あらゆる環境で生存、そして電磁気や宇宙エネルギーを操作するなどその能力は計り知れません。
また、生物から生命エネルギーを吸収し、他の生命に与えることもでき、それによって自分や他社の生命力を回復することも可能です。
女性ヒーローの中で最強なのは、間違いなく彼女でしょう。
Dr.マンハッタン
映画「ウォッチメン」に登場するキャラクター。事故により細胞レベルまで原子分解された後、自力で復活を遂げたとんでもない人物です。
見た目は真っ青な体で何も身に着けていません。このキャラクターを見るとストリートファイターシリーズのセスを思い出します。
見た目はアレな感じですが、その能力は桁違いのものです。
あらゆる原子を分解、構成する能力があり、物体や生命体を一瞬で破壊することができます。またテレポーテーションや巨大化、分身、不死身・不滅など全能の力を有しているのでほぼ全ての生命体が彼には勝てないと言っていいでしょう。
また、過去・現在・未来の世界を同時に見通すこともできます。
アメコミヒーローファンの中でも、彼が最強なのではないか?という説が有力です。
【番外編】デッドプール
果たして彼をこの考察の中に入れていいのか非常に迷ったのですが、せっかく実写映画も公開されたことですし、ここで紹介することにしました。
元々は傭兵で、金のためならヒーローサイドにもヴィラン(悪役)サイドにも就くキャラクター。
ガンに冒された身体を治すため、ウルヴァリンの持つ「ヒーリングファクター」を注射したことでウルヴァリンと同様の回復力を持ちます。
さらに原作では、『不死の呪い』をかけられているため死ぬことがありません。
パワーやスピードは並ですが、彼のとんでもない"能力"は「第四の壁」を破ることにあります。
自分がコミックの中のキャラクターだと認識しており、読者や編集者などに文句を言ったりすることもできるのです。
この能力があれば、他のキャラクターたちと戦うことになってもうまくストーリーを改変させたりして凌ぐような気もします。
まぁ、今回の考察では反則的な行為かもしれませんが。
まとめ
アメコミヒーローはその誰もが特徴的な能力を備えていて、どのキャラクターも非常に魅力的です。
調査した結果、現段階で一番強いアメコミヒーローは「Dr.マンハッタン」かなと思います。
ただし、どのキャラクターも一長一短な部分はありますので、「こいつは最強に近いけどこのキャラクターには勝てない!」みたいこともあるのです。
また、アメコミヒーローはその歴史の長さから設定の変更も多々あり、新たなキャラクターも次々と生み出されています。
なのでこれで終わらず、まだまだ調査を進めて「最強のアメコミヒーローは誰か?」という議論・考察は続けていきたいと思います。
ただ現状では、「アメコミヒーローって結局、誰が一番強いの?」と聞かれたら、「Dr.マンハッタンでしょ」と答えたら"通"ぶれるかもしれせん。
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