6月1日、X-MENシリーズのスピンオフ作品となる、「デッドプール」がいよいよ公開されます。
今までのヒーロー映画とは一線を画すであろうこの作品の魅力を、デッドプールに倣って“無責任”に紹介します。
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デッドプールって何者?
X-MENシリーズに登場し、「ヒーローっぽくもあり、ヴィラン(悪役)っぽくもある」キャラクター。その時々のストーリーに応じて、トリックスター的に立ち回る人物です。
本名はウェイド・ウィルソン。もともとは軍の特殊部隊で訓練を受けた暗殺者。その職業的性質から、人を殺めることにあまりためらいがありません。
癌に侵された自分の身体を治療するため、ウルヴァリンから抽出された「ヒーリング・ファクター」を注射。それにより“驚異の回復能力”と“不死の力”を手に入れます。
しかしそれと同時に“狂気”に陥ることになるデッドプール。その狂気から、自身を実験台にした研究者たちに復讐することを決意します。
また、原作コミックの邦訳では一人称が「俺ちゃん」であったため、ファンのあいだでは「俺ちゃん」の愛称で慕われています。俺ちゃん可愛いよ俺ちゃん。
“俺ちゃん”のここが魅力!
過激な言動、行動の数々
デッドプールのほかのマーベルヒーローでは考えられないほどジョークや下品なトークを連発します。ジョークを飛ばしながらの戦闘など日常茶飯事。むしろそれこそがデッドプールの真骨頂ともいえます。
同じくマーベルヒーローのスパイダーマンも軽口を叩きながら戦っていますが、デッドプールに比べると可愛いもの。デッドプールは本当にやかましい。ずっとやかましい。
また、不死の身体であるため、ノリで危険な行動をとる事もしばしば。だいたい大怪我するのですが、それが彼のスタイルであり、お決まりでもあります。
「第四の壁」を破る?
原作コミックではかなり何でもありの立ち回りを見せるデッドプール。
そんな彼のもっともぶっ飛んだ設定が、“第四の壁を破れる”というものです。
第四の壁(だいしのかべ、だいよんのかべ、英: fourth wall)は、プロセニアム・アーチ付きの舞台の正面に位置する、想像上の透明な壁であり、フィクションである演劇内の世界と観客のいる現実世界との境界を表す概念である。観客は、観客席からこの第4の壁を通して演じられる世界を見ることになる。
つまりデッドプールは、「自分がコミックのキャラクターだと認識しており、作品の中で“観ている私たちに話しかけてくる”」のです(時には、コミックスの編集部に文句を言ったり・・・)。かなりめちゃくちゃな行動ですね。
こういうメタ的な部分も「能力」としてしまうあたり、アメコミ文化のすばらしさを感じます。
映画でも観客に話しかけてくれたりするのでしょうか?
俺ちゃんも公開が待ち遠しい!
残忍な面も持ち合わせながら、そのキャラクター性からどこか憎めないデッドプール。
今までのアメコミ映画とは全く違う仕上がりになっているのは間違いありません。
これまでアメコミ映画に興味がなかった方も、これを機にアメコミ映画デビューしてみるのはいかがでしょうか?(初めて見たアメコミ映画がこれっていうのは、あとで絶対に話のネタになります)
今年の梅雨はデッドプールを観て笑い飛ばしましょう!
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