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【PS4】『ロックマン クラシック コレクション2』の評価&レビュー!15年分の歴代過去シリーズがまとめて遊べる!

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カプコンが誇る名作2Dアクションゲーム『ロックマンシリーズ』。

 

そのナンバリング作品を一本に収録した『ロックマン クラシック コレクション』の第二弾、『ロックマン クラシック コレクション2』が発売されました。

 

 

収録されている作品は、シリーズ後期の『ロックマン7 宿命の対決!』『ロックマン8 メタルヒーローズ』『ロックマン9 野望の復活!!』『ロックマン10 宇宙からの脅威!!』の4作品。

 

僕は『9』『10』は発売当時に遊んだのですが、『7』『8』は未プレイだったので、「これはいい機会だ!」と思い購入。

 

本作はPS4版、Xbox One版、PC版と発売されていますが、僕はPS4版を購入しました。

 

一通りプレイしてみたので、そのレポートを書いていきたいと思います。

 

 

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『ロックマン クラシック コレクション2』ってどんなゲーム?

 

シリーズ15年分の作品が一本に収録されたコレクションソフト!

 

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発売日 2017年8月10日
発売元 カプコン
価格

PS4版:2,990円(税別)、Xbox One版:2,7800円(税別)

プレイ人数 1人

 

『ロックマン クラシック コレクション2』はシリーズ後期の4作品が当時のまま遊べる、お得なコレクションソフトです。

 

収録されているのは、『ロックマン7 宿命の対決!(1995年発売、SFC)』『ロックマン8 メタルヒーローズ(1996年発売、PS、SS)』『ロックマン9 野望の復活!!(2008年発売、Wii、PS3、Xb360)』『ロックマン10 宇宙からの脅威!!(2010年発売、Wii、PS3、Xb360)』の4作品。

 

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当時のソフトがそのまま遊べるだけでなく、『9』『10』で配信されていたDLCも収録されています。

 

さらには、ロックマンやボス敵などのキャラクターイラスト&設定資料集が見れる「ミュージアムモード」や、全164曲もの多彩なゲーム中BGMが聴ける「サウンドモード」、ボスラッシュやリミックスステージなどの特殊条件ステージに挑戦できる「チャレンジモード」といったシリーズファンなら垂涎モノのモードも搭載。

 

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前作『クラシック コレクション』には『1』~『6』までが収録されていたので、それと合わせると『ロックマンシリーズ』全作品を余すところなく楽しむことができます。

 

次項から、『ロックマン クラシック コレクション2』に収録されている各タイトルをくわしくご紹介していきましょう。

 

シリーズ初の16bit作品!『ロックマン7 宿命の対決!』

 

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1995年にスーパーファミコン用ソフトとして発売。それまでの6作品はファミコン用ソフトだったので、初の16bit機での展開となった『ロックマン』です。

 

グラフィックや音楽が進化し、ステージギミックもより多彩なものに。「ネジ」によるアイテム購入システムや、ロックマン最大のライバルである「フォルテ」が初登場した作品でもあります。 

 

ボイスやアニメーションが収録!『ロックマン8 メタルヒーローズ』 

 

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1996年にプレイステーション版、翌1997年にセガサターン版が発売。ディスクメディアになったことで、キャラクターボイスやアニメーションムービーなどが入り、物語がさらにドラマチックになりました。 

 

横スクロールシューティングや、スノーボードの要素を取り入れた斬新なステージも魅力。 

 

12年ぶりの新作は原点回帰!『ロックマン9 野望の復活!!』 

 

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『ロックマン9』は2008年にWiiダウンロード販売専用ソフトとして発売された、12年ぶりの新作タイトルです。その後PS3、Xbox 360でも配信されました。

 

原点回帰をうたった本作は、シリーズ初期を彷彿とさせる懐かしの8bitスタイル。スライディングやチャージショットなどの要素が廃止され、トライ&エラーで覚えるシンプルなゲーム性を復活させました。 

 

現時点でのシリーズ最新作!『ロックマン10 宇宙からの脅威!!』 

 

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2010年にWii、PS3、Xbox 360で配信されたタイトル。『9』と同様のファミコンテイストを採用していて、現時点でシリーズ最新作になります。 

 

本作ではブルースやフォルテが操作キャラとして登場し、ロックマンのときとは違った操作性や攻略法が楽しめるのが特徴。 

 

即死するトゲのしかけが消えたり、敵の攻撃がマイルドになる「イージーモード」が搭載されており、初心者でも遊びやすいゲームになっています。シリーズをやりこんでいる人には、さらに難しい「ハードモード」も。

 

プレイしてみた感想

 

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本作はシリーズ4作品が収録されているので、感想レポートはタイトルごとに書いていきます。

 

各ナンバリングタイトルの感想のほか、本作限定の「ミュージアムモード」や「チャレンジモード」の感想も後述。

 

『ロックマン7』・・・難易度は高いが遊びごたえは十分!

 

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『クラコレ2』を購入して一番初めに遊んだのが『7』でした。オリジナル版はSFCということもあり、過去6作以上に作りこまれていて、今遊んでも十分楽しめる作品です。

 

プレイしていてまず思ったのが、バラエティ豊富なステージの素晴らしさ。

 

床が氷漬けになっていてツルツルと滑る『ロックマンシリーズ』おなじみのギミックのほか、雲に隠れて足場が見えないステージ、床や天井にバネが仕掛けられていて、ピョンピョン跳ねながら進んでいくステージなど、本作はステージギミックが豊富で遊んでいて退屈しません。

 

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登場キャラクターも、ファミコン時代より個性が出ていて素晴らしい。

 

ステージクリア後に、手に入った特殊武器についてシュールな会話を繰り広げるロールちゃんやライトット、ダークヒーロー的なカッコよさがあるライバルキャラのフォルテといったキャラたちが本当に魅力的です。

 

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『7』はグラフィックやサウンドの進化が評価されがちですが、テキストもしっかりと進化していて、キャラの個性が際立った作品だと思います。

 

ただ、難易度はかなり高いと感じました。特に後半戦、ワイリーステージからがキツイ・・・。

 

道中のステージ難易度もさることながら、ボスであるDr.ワイリーの強さが尋常じゃありません。

 

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「はあああ?これほんとにクリアできるの!?」と思わず声を上げ、邪道だと思いながらもネットで情報を調べてみたところ、どうやら『7』のワイリーは「シリーズ最強説」が出ているほどの理不尽な強さらしく、ファンの間では伝説となっている模様。

 

正直、この記事執筆時点ではラスボスのDr.ワイリー戦で音を上げていて、最後までクリアできないまま『8』以降を遊び始めちゃってます・・・。

 

そのくらい高い難易度の『7』ですが、その分遊びごたえは十分。

 

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救済措置として、各ステージで手に入る「ネジ」を集めてE缶、1UPなどのアイテムが買えるシステムもあるので、それらを駆使すればクリアもできるはず・・・?

 

『ロックマン8』・・・4作品の中で一番ハマった!ハイクオリティな作品

 

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『クラコレ2』に収録されている4タイトルの中で、僕が一番ハマったのがこの『8』でした。

 

美麗なグラフィック、ステージを盛り上げてくれるサウンド、ロックマンや各ボスについてるキャラクターボイス、アニメーションムービーといった作品全体のクオリティがとにかく高い。 

 

特にキャラボイスは、ロックマン役に折笠愛さん、ブルース役に置鮎龍太郎さん、フォルテ役に檜山修之さんなど、今見ると超豪華キャストです。

 

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ムービーシーンでしゃべるだけでなく、アイテム交換のために研究所に帰るときにロールちゃんが「おかえり!」、出発するときには「頑張ってね!ロック!」と声をかけてくれるのがいい。

 

こういった細かい部分でもキャラがしゃべることで、より一層物語に入り込むことができます。

 

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「ネジ」と交換してもらえるアイテムも、チャージショットで敵を貫通して倒せる「レーザーショット」、耐久力の高い敵に追加ダメージを与える「アローショット」などのバスターの性能が強化されるアイテムや、梯子をのぼるスピードがUPする「ステップブースター」、チャージ時間が短縮される「ハイスピードチャージ」などの基本性能が上がるアイテムなど、強化系のアイテムがもらえるようになったのも嬉しいポイント。

 

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これまではネジ交換でもらえるアイテムがE缶やW缶などの回復アイテム中心だったので、こういった強化系アイテムがもらえるようになったことで、アクションRPGのようなキャラを強化する面白さが出ました。

 

ラッシュジェットに乗って戦う、横スクロールシューティングのようなステージがあるのもいい。

 

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オプションアイテムをゲットすると援護射撃してくれる仲間がどんどん増えてくれるあたり、本当にシューティングゲームっぽい作り。

 

『ロックマン9』・・・シンプルでありながらアクションゲームとしての質が高い! 

 

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 "原点回帰"を意識して作られた『9』。『7』『8』と純粋進化してきたなかで、12年ぶりとなる新作はまさかのファミコンテイストでした。

 

僕は『9』と『10』は発売当時にPS3で遊んでいたので、当時を思い出しながらのプレイ。 「あー、こんなステージあったな」と感覚を確かめるように遊びました。

 

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原点回帰しているのは見た目だけでなく、操作性も『7』『8』とは大きく変化。スライディングやチャージショットが廃止されているので、よりシンプルな操作性になっています。

 

チャージショットがなくなったことで、ボスだけでなくステージ攻略時にも特殊武器の出番が増えました。そういった意味では、むしろ過去作よりもステージ攻略のバラエティは増えているかもしれません。

 

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またオリジナル版ではダウンロードコンテンツとして配信された、ブルースが使用できる「ブルースモード」、通常よりも難易度が上がったステージが楽しめる「ヒーローモード」「スーパーヒーローモード」、無限に続くステージをひたすら攻略しハイスコアを狙う「エンドレスアタック」といった要素が全部込みで収録されているのも嬉しいですね。

 

何度も死にながら攻略法を覚えていく昔ながらのゲーム性ですが、慣れると一周1時間くらいでクリアすることもできるので、RTA(※)感覚でサクサク遊んでみるのもいいと思います。

 

※RTA・・・「リアルタイムアタック」の略。ゲームスタートからクリアまでの時間を計測するプレイスタイル。

 

『ロックマン10』・・・ブルースやフォルテといったキャラで遊べるのが新鮮!

 

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『10』は"遊びやすさ"という点では、シリーズ最高だと思います。

 

通常の「ノーマルモード」のほか、仕掛けや敵の攻撃が抑えられた「イージーモード」の追加で、初心者でも楽しめる作りに。

 

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「タイムアタックモード」や、シリーズ屈指の高難易度で知られる「ハードモード」もあり、シリーズファンややり込み勢も満足する出来です。

 

また主人公のロックマン以外にも、ブルースやフォルテといったキャラクターを操作してステージ攻略ができるのも大きな特徴。

 

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『9』ではDLC限定でブルースが操作できましたが、本作では最初から使うことができます。ちなみに、フォルテがファミコンテイストで登場するのは本作だけ。かなりレアな姿です。

 

ブルースはシールドで敵の攻撃を跳ね返すことができたり、フォルテはサポートキャラのゴスペルと合体して空中を飛ぶことができたりと、それぞれロックマンとは違った個性をしっかりと出しているのもいいですね。どのキャラを使ってもアクションが面白い。

 

全作品共通で使える、被ダメージが半減する「防御力UPモード」があるので初心者でも安心!

 

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「ロックマンはやってみたいけど、難易度が高そうでクリアできるか心配・・・」とお嘆きの初心者プレイヤーにも安心なのが、被ダメージが半減する「防御力UPモード」の追加です。

 

これは全作品共通で使えて、タイトルメニューでいつでも切り替え可能な新要素。敵の攻撃ダメージが半減するので、ある程度のゴリ押しプレイでも進めちゃう初心者救済モードになっています。

 

これによって難易度がグンと下がるので、シリーズ初プレイの初心者でも安心して遊べます。

 

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ただし、落下や即死トゲでは関係なく死ぬので油断は禁物。『ロックマンシリーズ』は敵の攻撃だけでなく仕掛けの配置がいやらしいものも多く、「防御力UPモード」を使ってもヌルゲーになりすぎないのがいいですね。

 

まずは通常モードで遊んでみて、どうしてもクリアできないようだったら「防御力UPモード」に切り替えて遊んでみましょう。

 

ちなみに、「防御力UPモード」を使ってもPS4のトロフィー取得には影響がありません。 

 

キャラクターイラストだけでなく、設定資料集や秘蔵の開発資料まで見れる「ミュージアムモード」がすごい! 

 

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前作『クラコレ1』にもあった、キャライラストや設定資料集が閲覧できる「ミュージアムモード」は本作にも搭載。

 

収録されているイラスト点数は400点以上にものぼり、その見ごたえは十分です。

 

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プレイに疲れたら休憩がてら設定資料を眺めれば、「うおおお!あのキャラはこういう設定があったのか!」という新発見があったりして、また『ロックマン』に対する愛が深まること間違いなし。

 

キャライラストだけでなく、当時の説明書に載っていた攻略イラストまで掲載されているのがいいですね。本作は説明書がついていないので、攻略の細かい情報はこれでチェックできます。

 

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70以上のリミックスステージで遊べる「チャレンジモード」はやり応えたっぷり! 

 

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「チャレンジモード」は、『7』~『10』の各作品内でリミックスされた70以上のステージに挑戦できます。

 

リミックスステージは次々と現れるボスを倒すボスラッシュや、どんどん環境が変化していくステージなどがあり、通常モードとはまた違ったプレイ感覚になっています。 

 

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また、「チャレンジモード」はネットワーク対応していて、クリアタイムをランキング登録したり、リプレイ動画の登録やほかのプレイヤーのリプレイ動画を閲覧することが可能。 

 

まさにやり込みプレイヤー向きのモードになっています。 

 

ランキング上位プレイヤーのリプレイ動画を見れば、効率のいい敵の倒し方や立ち回りが覚えられるので、一人で遊ぶよりも上達しやすいのがいいですね。

 

ただ、とにかく自己ベストを更新してランキングに載せるだけのやり込みモードなのが残念かな。

 

「○○分以内にクリアで特殊アイテムがゲットできる」といった報酬があると、もっとモチベーションが保ちやすかったかなと思います。 

 

まとめ

 

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『ロックマン クラシック コレクション2』はファンはもちろん、シリーズ未プレイの方にもおすすめしたいタイトルです。

 

最近はなかなか2Dアクションゲームで遊ぶ機会がないと思うので、このタイミングでぜひ名作2Dアクションの『ロックマンシリーズ』を遊んでみてください。

 

また今PS4版『クラコレ2』を買うと、2017年8月31日まで通常2,500円のダウンロード版『クラコレ1』が999円(税込)で購入できるキャンペーンを実施中。

 

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書き下ろしのPS4用オリジナルテーマも付属するので、『ロックマンシリーズ』全作品をまとめてプレイしたい方はぜひお早めにご購入を。

 

パッケージ版『クラコレ2』には、数量限定特典として『1』~『10』までのボス78体の有効武器が一目でわかる早見表もついてきます。

 

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これを見ると攻略がグンと楽になるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。僕もこれにはだいぶお世話になりました。

 

 

 

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