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【PS4】『デッドライジング4 スペシャルエディション』評価・感想・レビュー!

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無数のゾンビたちが徘徊する街を舞台に、ジャーナリストである主人公フランクが活躍するゾンビパラダイスアクションゲーム『デッドライジング』シリーズ。

 

その第四作目である『デッドライジング4 スペシャルエディション』が、PS4用ソフトとして2017年12月7日に発売されました。

 

 

本作は2016年にXbox One用ソフトとして発売された『デッドライジング4』の本編と、追加DLCがセットになった移植作

 

前作『3』もXbox One専売だったため、「『4』もPS4では発売されないのかな?」と半ばあきらめていたのですが、本編+DLCという完全版として発売してくれました。

 

25時間くらいプレイしてとりあえず本編をクリアしたので、今回は『デッドライジング4 スペシャルエディション』のプレイレビューをお伝えいたします。

 

※本商品はCERO Z(18歳以上のみ対象)です。

 

 

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『デッドライジング4 スペシャルエディション』ってどんなゲーム?

 

画面せましと登場するゾンビたちを蹴散らしていく、自由度の高いアクションゲーム

 

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『デッドライジング4』は画面を埋め尽くすほどの無数のゾンビを、さまざまな武器や車を使って倒していくアクションゲームです。

 

公式では"ゾンビパラダイスアクション"というジャンルで呼称され、まさにゾンビたちの楽園と化した街を舞台に、主人公であるジャーナリストのフランクがゾンビたちをなぎ倒していきます。

 

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フランクは第一作目の主人公であり、『1』から16年後の世界が描かれています。50歳を過ぎ、すっかりおじさんとなったフランクですが、まだまだ現役。むしろ『1』の頃よりもさらに"超人っぷり"に磨きがかかっています。

 

街中に落ちているあらゆるアイテムを組み合わせて、「コンボ武器」や「コンボ車両」が作り出すことが可能。実用性の高い武器から、ちょっと馬鹿げた武器まで多種多様なアイテムがあり、「これとこれを組み合わせたら、どんな武器ができるのか?」という楽しみも。

 

本編に加え、追加DLC「カプコンヒーローズ」も収録! 

 

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『デッドライジング4 スペシャルエディション』には、本編に加えて、追加DLCである「カプコンヒーローズ」も丸々収録されています。

 

「カプコンヒーローズ」では、ロックマンXや『ストリートファイター』のリュウ、『デビルメイクライ』のダンテといったカプコンの人気キャラをモチーフにしたコスチュームが登場

 

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見た目だけでなく、そのキャラの能力やアクションまで使えるようになるので、本編とは一味も二味も違った爽快感バツグンのアクションが楽しめます。

 

『デッドライジング4 スペシャルエディション』の良かった点、面白いところ

 

大量のゾンビたちを蹴散らしていく爽快感は相変わらずおもしろい!

 

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『デッドライジング』シリーズ一番の魅力である、画面を埋め尽くすほどのゾンビたちをバッタバッタとなぎ倒していく爽快感。この点に関しては、過去作同様に気持ちいいものになっています。

 

ユニークなコンボ武器に加えて、本作では車両同士を組み合わせて強力なビークルを作る「コンボ車両」システムもあり、これまで以上に多くのゾンビたちを蹴散らすことができるようになりました。

 

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さらに高火力&高耐久力の対ゾンビ兵器「エキゾスーツ」も登場。これはいわゆるパワードスーツのようなもので、ミニガンやミリタリーアックスといった専用の重火器が装備できるようになり、通常時以上の無双感を楽しむことができます。

 

エキゾスーツは稼働時間に制限があるのでずっと使い続けることはできないのですが、装備しているあいだはまず死ぬことがないので、ゾンビの群れにも安心して突撃可能です。

 

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『1』や『2』と比べると格段に操作性も良くなり、アクションゲームとしてのクオリティは上がっていると思います。

 

シームレスに繋がるオープンワールドの世界なので、散策が楽しい! 

 

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『デッドライジング4』の世界は、マップすべてがシームレスにつながっているオープンワールドになっています。

 

扉を開けて建物に入ったり、車に乗り込んで違うエリアに移動したりするときもロードを挟まないので、散策するには非常に快適。

 

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過去作ではちょくちょく差し込まれるロード時間がテンポの悪さの原因になっていたので、この変更は嬉しいですね。

 

マップ全体は決して広くはないのですが、ひとつひとつの建物がよく作り込まれており、入れる建物や通路も多いため、マップの狭さはそれほど感じません。

 

スキルツリーによる育成システムがある!

 

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この手のアクションゲームではすっかりおなじみとなった、スキルシステムによる成長要素。本作でも例にもれず、スキルツリーによってフランクの能力を強化することができます

 

スキルタイプは近接攻撃力を上げる「乱闘」、体力や防御力を上げる「忍耐力」、銃や射撃の攻撃力が上がる「射撃」、クラフト能力やステルス能力を上げる「サバイバル」の4種類。

 

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最終的にはすべてのスキルが手に入りますが、序盤~中盤は自分のプレイスタイルに合わせたスキルの振り分けが重要になります。

 

敵を倒して経験値を稼ぐだけでなく、新たなロケーションを発見したり、街中で突発的に発生するイベントをこなすことでも経験値が入ってレベルアップしていくので、サクサク能力強化できるのも嬉しい。

 

「カプコンヒーローズ」モードでいろんなキャラになりきれる!

 

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本作の目玉でもある追加モード「カプコンヒーローズ」。カプコン作品に登場するさまざまなキャラクターのコスチュームを身にまとい、彼らの能力を使って敵を蹴散らすことができます。

 

登場するキャラも豊富で、『ロックマンX』のエックス、『ストリートファイター』のリュウやベガ、『デビルメイクライ』のダンテ、さらには『魔界村』のアーサーや『ビューティフルジョー』のジョーまで。これ以外にもさまざまな作品のキャラが登場します。

 

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エックスになりきってロックバスターをぶっ放したり、リュウの波動拳で敵を一掃したり、ダンテのスタイリッシュアクションで無双したりと、まさにそのキャラそのもののアクションでゾンビどもを蹴散らせるのは爽快。

 

コスチュームはアンロック式で、プレイするごとにどんどん増えていくので、「次はどんなコスチュームが使えるかな?どんな技が出せるんだろう?」とワクワクします。

 

「カプコンヒーローズ」はいわゆるオマケモードなのでオリジナルストーリーはなく、「本編をカプコンキャラで遊べる」というものですが、それでもこの爽快感は嬉しいですね。 

 

『デッドライジング4 スペシャルエディション』の残念な点、イマイチなところ

 

とにかくバグが多い。ゲーム中にフリーズすることも

 

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『デッドライジング4』は爽快感もありゲームとしてはめちゃくちゃ面白いのですが、バグが多く、フラストレーションが溜まりやすいのが難点です。

 

25時間くらいプレイしましたが、その間に5~6回ほどフリーズ。アプリケーションが強制終了になりました。オートセーブ機能があるので直前からやり直すことはできるのですが、テンポは損なわれますね。

 

また、「指定されたところにアイテムがない」「ムービー中に音声が再生されなくなる」といったバグも報告されているようです(僕は体験していませんが)。

 

アップデートで改善される可能性はありますが、発売から一週間ほど経った今現在は相変わらずの状況。今後、バグがどこまで改善されるかで本作の評価が大きく変わると思います。 

 

まとめ|まさにゾンビのお祭りゲー!大量のゾンビを一気に倒す爽快感はたまらない 

 

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バグの多さで評価を下げてしまっていますが、アクションの爽快さや、やり込み要素といった部分は面白く、ゾンビアクションゲームとしては上々の出来です。

 

特に、大量のゾンビをなぎ倒していく爽快感はほかのゾンビゲームでは味わえない面白さがあるので、シリーズ未プレイならぜひ一度は遊んでいただきたい作品。

 

ちなみに、シナリオは『1』から続いていますが、本作から初めても大丈夫だと思います。「主人公のフランクさんは『1』のときアウトブレイクから生き残って英雄になった」という知識さえあれば問題なく楽しめるはずです。 

 

 

 

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