みなさんは「ソーシャル疲れ」という言葉をご存知でしょうか。
「ソーシャル疲れ」とは、SNSにおけるユーザー同士のコミュニケーションに気疲れし、SNSでの活動をやめたり利用頻度が下がってしまうことです。
僕もツイッターをやっていて幾度となく経験したソーシャル疲れ。どんなに仲のいいフォロワーさんに囲まれていても時には煩わしさを感じてしまうのが人間というもの。
今回はそんな「ソーシャル疲れ」に陥らないために僕自身が心掛けていること、講じている対策をご紹介したいと思います。
僕は普段ツイッターを主として活動しているので、この記事ではツイッターを中心に取り上げて説明していきます。
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「ソーシャル疲れ」最大の原因は?
「LINE疲れ」や「ツイッター疲れ」、「フェイスブック疲れ」などSNSによってさまざまな呼ばれ方をする「ソーシャル疲れ」ですが、その原因には共通点があります。
ソーシャル疲れの原因
- 「仲のいいユーザーが投稿した内容について「いいね」や「コメント」を送らなきゃ・・・」という強迫観念にかられる。
- 自分が投稿した内容に「いいね」や「コメント」などの反応が無いと落ち着かない。もっと反応がほしいと考えてしまう。
- 周りのユーザーと自分を比べてしまい、気後れする。
- ユーザーとのトラブルを起こしてしまう。または起きるのではないかと心配する。
どれも共通して、周りのユーザーを気にしすぎる結果起こる症状です。
この中でも特に深刻、かつ多くの人々が抱えている問題が『「仲のいいユーザーが投稿した内容について「いいね」や「コメント」を送らなきゃ・・・」という強迫観念にかられる。』というものでしょう。
人間には「返報性の原理」というものがあり、「人から良いことをされたら何かお返しをしなければならないという心理が働く」というものです。
いいねをされたら自分も返さなければならない。リプライをもらったら自分も返さなけらばならない。そうやって相手からの施しに対して「自分も返さなきゃ!」という焦燥感が人間関係に対する煩わしさになっていきます。
僕もツイッターを始めたてのころは深くかかわるフォロワーの数もそれほど多くなく、特に問題なく活動できていました。
しかし、活動期間が長くなるにつれ、段々と仲のいいフォロワーが増えてくるとリプライのやり取りが増えたり、いいねやRTされる数も徐々に増加するのです。
初めのうちは「仲のいいフォロワーさんが増えた!」と喜ぶのですが、その環境に慣れてくると、そういったコミュニケーションを苦痛に感じるときもありました。
そうなるといいねやリプライを貰わないようにとツイートの回数が極端に減ったり、ツイッターに浮上しないということになっていきます。これではSNSをやっている意味がありません。
いいねやリプライは返さなくてもいい
先ほどの「返報性の原理」というものがあるせいで、いいねやリプライをもらうとどうしても返さなきゃという気持ちになってしまいます。
しかし、そんな必要はどこにもないのです。
面と向かっての会話や、1対1でコミュニケーションを取る通話などと違って、ツイッターはただのSNS。
言いたいことを言って、それに賛同や共感してくれた人がいいねをしてくれる。また、「この人とかかわってみたい!」とか「一言モノ申したい!」という人がリプライを送ってくれる。
そういったものすべてに対してこちらが反応する必要はないのです。多少無視したからといってマナー違反になるとも思いません。
「今は疲れてるなぁ」ってときは、無理に反応しようとせず勇気をもってそれら無視するということも大切です。
「そうは言っても、今まで毎回いいねやリプライを返してたフォロワーさんを急に無視するのはちょっと・・・。」と思うかもしれません。
そこはフォロワーさんに「いいねやリプライを返せないときがあるかもしれません」と一言ことわりを入れれば問題ないと思います。
ちょっといいねやリプライを返さないだけでブロックやリムーブをしてくるのでしたら、そこまでの関係だったということでしょう。
あまり深く気にせずに、もっと自分のことを理解してくれるフォロワーさんと仲良くしていけばよいのです。
上記の理由もあり、僕自身、現在のアカウントで活動を始めてから一度もいいねをしたことがありませんし、リプライを返さない時もあります。
僕の場合は初めから「そういう人」として認知してもらうことができました。 それでも優しいフォロワーの方々は僕の投稿に対していいねやリプライを送ってくれます。
もちろん、すべてを無視するのはいかがかと思いますが、「時にはフォロワーのいいねやリプライを無視する」という勇気を持つことが、ツイッター疲れに陥らないコツです。
まとめ
今回の「ソーシャル疲れをしないためにはいいねやリプライを無視する」という方法はすこし過激なものかもしれません。
しかし、所詮はSNS。学校や職場、家族などと違ってどうしても付き合っていかなきゃいけない人たちではないのです。
嫌われないために無理してコミュニケーションを続けるくらいなら、いっそ思い切って無視してみるのも大切。それで自分のもとを去ってしまうならしょうがない。
「去る者は追わず」の精神でツイッターと向き合っていきましょう。
長い期間、ずっといいねやリプライを返してきた人にとっては難しい選択かもしれませんが、一度「無視する勇気」を持つとツイッターなどのSNSに対する気持ちが軽くなると思います。
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